ペコロスの母

1月27日 火曜日 雨

どうしてこうも雨ばかりなのだろう。今年はいつもにましてそんな気がしている。何が悲しいかというと、訪問診療をぬれネズミで行わねばならない事である。自分のブログのエントリーを眺めると、訪問診療や介護の関係と、感染症のネタが多い事に気付かされる。確かに自分の頭の中を占めている2大関心事ではある。そして今日は、夜の8時からEテレで、2人の男性の介護体験をテーマにしたドキュメントを視聴した。お一人は小生の師匠である(あくまでも心の・・ですが)平川克美さん、最近の著書「俺に似た人」という実の父親を介護された体験に基づいた私小説を紹介しながら番組は進行する。もうお一方は、ペコロスの母シリーズで有名な漫画家岡野雄一さんである。お二人の対談が淡々と進められ、合間に挿入されるそれぞれの介護体験で綴られた30分間の番組であった。タイトルは「リハビリ・介護を生きる 介護という贈り物 平川克美×岡野雄一」というものだった。再放送は来週の火曜日の午後1時だそうである。ご興味のある方はチャンネルを合わせてみて下さい。お二人の著書や著作を日頃から拝読している小生にとっては、ふむふむという感じで見ていたのですが、何せ30分という短い時間の番組ですから、一般視聴者にはちょっと物足りないものかもしれません。でも、介護ってそんなに感動やお涙頂戴のストーリーばかりではなく、淡々としたものなのではないかなって思うところもあります。

pekoros

訪問診療と一言で言っても、がんの終末期治療という、症状が時間とともに移り変わる、ある意味ダイナミックな医療と、慢性期疾患や加齢に伴う終末期医療という、いわば動と静の入り交じった世界です。その場その場で頭を切り替えないといけません・・・。

インフルエンザ VS 胃腸かぜ

1月25日 日曜日

週末にかけて、高熱と頭痛、関節痛の患者さんや、嘔吐下痢をともなう患者さんが明らかに増加しています。ひと昔前でしたら、ただ単純に「胃腸かぜですね」とか「流感ですな。家で水分と栄養をとって熱が下がるまで休養をとって下さい。」で終わっていたものでしょう。しかしながら医学の(?)発達とともに、その原因が特定され、さらには診察中に迅速キットで即座に原因ウイルスの特定までできるようになって来たわけです。一見すると、科学の進歩で大いに良いことですね・・となるのですが、現実はそれほど単純ではありません。患者さんによっては、とにかく原因が特定できないと安堵の気持ちが得られなくなってしまい、それが高ずるとインフルエンザキットで陽性が出たとたんに ”ああ良かった” なんて感想が出たりする事もあります。白黒はっきりさせることは非常に大事なのでありますけれど、検査そのものに100%の保証を求める事ができない事も冷静に考えておかなければなりません。実際には、熱が出た⇒検査をする⇒陽性だったらお薬を・・という流れだけでは解決できないグレーゾーンの症例の患者さんが半数くらいおられますので、個別の状況に応じて対応をしなくてはいけないと日々感じております。でもそれが難しい・・・

GB

余談ですが・・多くの人たちが時間を切り刻んで、幼い子供さんを保育園に預けて働いたり、あるいはご高齢の方々が施設で集団生活をしながら成り立っている現実社会では色々な問題が生じているようです。多くの人が集う施設では、一旦集団感染騒動を生じてしまうと、保健所の監査、マスコミの取材、施設利用者への対応(感染予防策)、勤務者の健康状態の把握と欠員補充への対応など大変な事態となります。責任の所在を争う訴訟等も実際に起こっていると聞きます。なにせ相手は目に見えないウイルスですので、予防対策と言ってもどこまでいっても充分完璧ということはできません。情報化社会ですので、色々な情報が多くの人の耳に入るのは良いのでしょうけれど、危機感や恐怖を煽りすぎるようなことは好ましくないと考えます。エボラ出血熱などの一定の致死率をもつ感染症とはやはり分けて考えなければなりません。こういったことが乗じて、責任の押し付け合いという様相を呈してくると、施設側の萎縮に繋がり、結局しわ寄せは我々ひとりひとりに帰ってくるという事になるのですから・・・。

院内一掃

1月14日 水曜日 曇り

昨日、今日と雨にも見舞われず、比較的快適な訪問診療ができました。お天道様ありがとう・・・。そしてその間にDスキンさんに依頼して、院内の清掃を行いました。床のワックスがけとか、空調の掃除とか・・・ピカピカになりました。気持ちいい〜 (^^)

ベイマックス

復讐ではなく、寛容で世界を癒す・・・、日本贔屓の制作者の視点は新鮮。

さてさて、今日の目からウロコな話。

その①;二宮尊徳は本を読んでるのが目的ではなくって、彼は薪を運んでるんです。時に人はその本質が見えなくなるのです・・・養老孟司先生

その②;「えっ?インフルエンザ迅速検査陰性なのに、タミフル処方されるんですか??」っていう人に対して一言、「細菌培養検査も受けないのに、抗生物質処方されているのですか?!」

座布団1枚!!

今年も一年よろしくお願いします

1月9日 雨

遅くなりましたが・・

新年あけましておめでとうございます。新年はドカ雪とともにやって参りました。今年の冬は寒さひとしおという感じです。インフルエンザもそれなりに流行しているようですが、大爆発という感じは今のところはなさそうです。予防接種の恩恵なのでしょうかね。昨日は外科系の医師会の先生方との新年会がありました。日頃お世話になっている医療センターの先生方や、開業医の先生方多数集まり、楽しいひとときを過ごす事ができました。日頃あまり交流の機会が多いわけではありませんので、一年に一度の新年会は楽しみに参加しています。医療センターの若手の先生から、齢90をそろそろ迎えようとされる大先輩の先生まで、色々とお話をさせて頂きました。皆さんそれほど顔なじみな訳ではないのですが、ものの30分もするとそこここで大爆笑の盛会となるところが、やっぱり外科系っていいなあ・・・と思わされます。まあそこにはアルコールという触媒も一役買ってくれているわけですが(小生は自家用車で参加のため専らコカコーラとキリンレモンでしたが・・)。それにしても、皆さんお元気ですね、多いに刺激を受けた一日でした。小生も今年は、明るく楽しく朗らかな一年にしていきたいな〜と思います。みなさまどうぞよろしくお願い致します m( _ _ )m ペコリ

カーリーポテト

 

Macのくるくるカーリーポテト・・・おいしそうですね、いや、きっと美味しいですよ。近くの支店が何やら全国区になっていますが・・・(汗)。それにしてもこういう事案って、どうして堰を切ったように一斉に報道されるのだろう・・・ずっと前に生じた事件らしいのに。その方が何となく興味津々です、どなたか教えて下さいな。

 

今年一年有り難うございました

12月30日 火曜日 晴れのち雨

今年は暦の関係ではやくから長期のお休みをとっておられる方も多いのではないかと思う。クリニックは往診を抱えている事もあり、あまり長期はお休みできないので、30日の午前中まで外来を開けていた。職員のみなさん年の瀬までおつきあい頂き、ありがとう・・・。ものの1週間も経つとまた再び何もなかったかのようなもとの生活にもどるのであろうが、やはり年末年始というのはひとつの区切りであり、心あらたまるものである。今年は多くの方をお見送りせねばならなかった一年であった。在宅診療を行う医師にとっては、それは当たり前の仕事なのであるが、中には予期せぬ時期に旅立たれた方もおられた。人それぞれに人生があるように、最期もまたひとそれぞれであるのだなあと思う。来年も、家族と住み慣れた環境の中で余生を過ごしたいと考えて、在宅療養を希望される患者さんの手助けを少しでもできればと考えている。

門松

今年一年、お世話になった方々

色々と有り難うございました。来る年2015年もどうぞよろしくお願い申し上げます。