6月26日 水曜日
さすが梅雨入りしただけあって、今日も曇っています。週間予報も安定の曇り・雨マークの連打です。唯一沖縄県だけがず〜っと晴れマークが並んでいますね。ウラヤマシイ・・・。梅雨入り直後の雨は、シトシトではなく、ジャージャー降りという、風情も何もないものでしたが、今年の梅雨は一体どんな感じで、いつまで続くのでしょうか?いずれにせよこの季節、個人的には一番嫌いな時期でもあります。同時に虫刺されの患者さんが受診される時期でもあります。毛虫の一種であるチャドクガと呼ばれる幼虫の持つ毒針によるひどい発疹を発症して来られたりすることもあります。直接接触した認識がなくても、樹木の剪定作業などをしているときに、毒針が風に飛んで皮膚に触れるということで発症することもあると言われています。襟や袖口を閉めておいて、なるべく皮膚を露出しないような服装で外作業をすることも重要ですね。あとは幼少期の方で、蚊に刺された後にひどく腫れてくることもしばしば見られることになります。蚊に刺された後の反応には、即時型と遅延型の二つがあるようです。ぷくっと腫れて痒くなるのが前者で、大人によく見られるものです。これに対して、幼児の場合に、外遊びをした翌日朝起きてみると、手足がひどく腫れていることに気づかれることがあります。これが遅延型の反応ですね。まれに全身の発熱などに至るアレルギー反応もあるようですが、多くの場合にはそこまでに至らず、数日で治るとされています。やがて年齢が大きくなってくると、双方の反応が弱くなるということのようです。外作業、外あそびは、なるべく皮膚の露出を少なめにして、虫除けスプレーで虫刺されを予防しながら行うのが良いでしょう。では・・・