3月9日 火曜日

変異株の話題が少しずつ増えてきているようです。それと並行してワクチンのことも取り上げられ続けています。希望者に見合うだけの供給量が確保できていないという非難の声が上がっていると報道されていました。限られた数しかないので、当初見込んでいた個別接種と集団接種の両立というのをしばらくは断念する、という内容でもありました。これは当たり前ですね、限定的な数量しかないものに対して、たくさん窓口を作っても仕方がない、むしろかえって混乱の元になります。数週間前に私が抱いていたモヤモヤは、まさにこのことでした。一生懸命、確保できるかどうかわからないものを相手に、計算機片手に、日数と人数で割り算して回答するという作業の虚しさから少し解放された気持ちです。これからが正念場です。予測を外れそうな時に、いかにして住民全体とコミュニケーションしながら対策を考えていくのか? 残念ながら今の報道をみているとそれに長けたリーダーがやや人材難という印象は拭えませんが・・・。

この1週間は震災から10年という節目でもあり、関連する報道が特集で組まれていたりもします。この10年間、考えてみると一歩も前に踏み出せていないような気がするという方や、むしろあまり速く進みたくないのだという方もおられるようです。肉親や同僚、友人たちと何の前置きもなく突然に別れることとなった人たちの悲しみの心、喪失感は埋められることなくその後も続いているということを再認識させられました。先日クラブハウスの読書部屋で「あいまいな喪失と家族のレジリエンス」という本を教えてもらいました。ミネソタ大学のポーリン・ボス博士が提唱する「Ambiguous loss」という概念について学ばれた著者らが、日本での震災被災者や、認知症の患者さんをもつご家族などの抱えられている悲しみや喪失感に対する支援を説かれているそうです。届いたら早速読んでみようと思っています。

今日は1日の寒暖差が比較的大きくなるとのことです。花粉もやや多めのようです。みなさんお元気でお過ごしください!

 

 

 

今日の1曲  「君はロックを聴かない 〜あいみょん」

コレ、今後シリーズ化しようかなと思ってます☺️ たぶんそのうち忘れるけど・・・(クリックしても聴けませんので悪しからず・・・)