4月30日 木曜日 暑かった・・・

そう、ブログは連休明けにおあいしましょう〜ってことだったような気もしますがね。

事態は時々刻々と変わっているのであります・・そう日経平均のようにね(笑)。

お休みの日は、やはり読書に始まり読書に終わりました。そして休む前に奥さんといろいろとおしゃべり・・・やっぱりお話しする事は大事だな〜って思い直しました。そう、ボクは何を隠そうおしゃべりが大の苦手なのであります。患者さんとならいくらでもしゃべるのですけれど・・「イトウって何考えてるのか全然分からないな〜」って、幾度言われた事でしょう(泣)自分でも十分に自覚症状ありですコレは。近代日本で口べたを美徳で通せるのは、健さんだけですよね。我々のような有象無象は・・心を尽くして伝える努力をせねばなりません・・自分の思いを(^ ^)

読書は・・・「人間失格・・太宰治」「こころ・・夏目漱石」「あまのじゃくに考える・・平川克美」けっこう読みましたね。読んでる尻から頭から抜けて行っているのですけど。漱石は、高校生に読んだときの感じとかなり違うかたちで心に響きます。それからやはり今という時代を共有している平川師匠の著作にはホント救われるものがあります。彼の盟友、内田樹先生の著作も大ファンなのですが、彼らの言説の一番大事なところは、決して人の考えを頭ごなしに否定しないというところなのかなと思います。とりあえず、自分と意見を異にする人たちの主張も一旦飲み込む。その上で、おもむろに、中腰で、あくまでも表現は柔らかく・・・反論して行くのであります。でも、論理で人を決して追い込んだりしないのが、ボクにはとってもまねのできないところでして、美しいなあと思うところでもあります。私にはまったくそんな境地にたどり着けるような心持ちはないのですけど、うん、すべての人を、主張を、環境を・・受け入れてやって行こうと思います(キリッ)。でも、とりあえず連休はゆっくり休みたいな(願望)。

仁義

仁義なき戦い・・です。文太さんの沖縄知事選での演説は何度聴いてもすごいなあと思います。山森さんよ、まだタマは一発残っとるでよ・・・仁義なき戦いって任侠映画の云々っていう解説を目にしたのですが、あれって任侠の世界を否定する映画なのじゃなかったのかと。任侠の世界で生ずる矛盾がテーマなのかなと思うのですけれど。広島が舞台で、何度も原爆ドームが出て来たり・・なんだか色々な含意が込められてるような気がして、もう一度じっくり観てみようかなと思っています。その当時から、文太さんの敵って、自分の組の組長だったのですよね、晩年は自分の国の組長さんになって行ったようですけれど・・・。しかも早稲田大学法学部卒っていうインテリだったりするの・・ご存知でしたか? 田中邦衛さんはその昔からちょっとずるこい役柄でした(笑)。北の国からは支持者と非支持者が拮抗してたりするんだな・・やっぱり。