1月10日 木曜日

兼高かおるさんの訃報に接して、また惜しい人が一人おられなくなったのだなと思いました。30年間続いたらしい紀行番組はそれほど具体的に記憶に残っているわけではないのですが、同氏のお名前を聞くといつも思い出すことがありましてね・・。中学生の頃、時代はヤンキーつっぱり全盛期でした。ある日登校すると、トイレの間仕切りがぶち壊されていたり、校舎の窓ガラスがひどく割られていたり・・と言う頃ですな。女子の番長的存在だった某Kさんと言う方がおられたのですけど、ただ番長であっただけではなく、美貌(?多分)と度胸と何とも言えない肝の座った感のある、男子の不良軍団も一目おくような存在だったのです。そんな彼女の卒業文集の尊敬する人欄に書いてあったのが何と・・・兼高かおる・・だったのです。その頃の私の感想は、誰やねんそれ・・?っていうものでした。ググってみると(グーグルは当時無かったんですけど、ま色々と・・)、いかにも知的で、そう”シュッとした感じの”女性ジャーナリストではあ〜りませんか。とりあえず校庭に唾吐きながら、つっぱとけ・・みたいな男子チームとのコントラストにちょっとその番長に感じ入ったわけです。番組見てみると・・・憧れのパンアメリカン航空が出てくるではないですか!!私の子供の頃の思い出の番組、「いきものばんざい」と「兼高かおるの世界の旅」・・・てなことになりましたとさ。

そう言えば・・番長の二つ年上のお姉さんが、また正反対の優等生で、成績優秀・品行方正(そう)な方でした・・・。

新年早々こんな虹に出会いました・・・