3月31日 年度末の一日

http://www.ajicjournal.org/article/S0196-6553(08)00909-7/abstract

暖かくなってきましたが、依然としてインフルエンザ、マイコプラズマ、溶連菌など・・微生物と人類の闘いは続いているようです。幼少児と毎日接する保育士さんや、介護施設の職員さん、それからわれわれ医療従事者などは、仕事柄感染者との接触の頻度が多い訳ですので、そういった感染症を”もらう”機会が多いはずですね。小生なども、あまりエビデンス(証拠)はないのですが、今年も2回ほどワクチンを自分でブチュッと打ったりしておりました。幸いにして今のところ罹患せずにおります。保育士さんなんかは、それこそ子供さん達と体当たりのお仕事ですから、そのリスクたるや、3倍も5倍もあるのでしょうね。インフルエンザもらわないほうがフシギ。日本死ねブログの記事ではありませんが、そこのところやっぱり考えてあげないと・・・、つくづく思うこの冬でした。小生ものど飴舐めながら、マスクをして診察を続けてみましたが・・・ありましたよ、そんなことの意味を問いかける論文が。

http://www.ajicjournal.org/article/S0196-6553(08)00909-7/abstract

マスクをしながら診察をすることで、かぜにかかることを防ぐ事ができたかどうか。結果は・・マスクをする事で、頭痛を感ずる事が増えたようですけれど、風邪を防ぐ効果は見られなかったとな・・。むしろ、もっと関係の深かった事項は、子供がいる人が、マスクの有無に関係なく風邪をもらっていたんだとさ。

ヤレヤレ、でもマスク・・・一応してますよ、今も。ずっとしてたので、何となくないと不安な感じ。頭痛は感じませんでした、幸いにして。

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最近のお気に入りの漫画です。「きのう何食べた?」購入したのはずいぶん前なのですけど、最近読み始めたら・・・これは!

それから、読み物は若松英輔さんのもの。悲しみこそに人生の本質が宿るのデス。