2月24日 水曜日 雨

埼玉県での悲しい事件。妻の介護を苦にした夫が妻を殺害したことで逮捕され、その後食事を拒み続けて死亡したとのことである。ウェブサイトのニュースの警察のコメントでは「本人はなにも話さなかったので、何故食事を拒み続けたのかよくわからない。警察としても食事をとるよう説得していただけに、このような結果となり残念だ」とのこと。う〜ん、このニュースの締めくくりにこのコメントか・・。もちろん、ご本人に問うてみないと良くわからないのかもしれないが、何故だったのか、想像するにそれほど難しくはないように思うのだが。そこがこの事件の肝でもなかろう・・。夫は食事を拒否したため、医師の判断で入院をさせて点滴を施したそうな。私が担当医なら同様にしただろうか・・・。考えさせられる事件である。テレビのコメンテイターは、背景に介護者が世間体を気にして誰にも相談できないケースがあるのだということを仰っていたが、それもど真ん中の問題点ではないように感じた。それでもって、夫の事を「容疑者」と呼ぶのも何となく違和感である。逮捕されたから紋切り型に◯◯容疑者ってことでなくても良いのではないのかな。清原さんでも良いやんか、別に(これはオフレコです)。ともかく、これから同様のことは少なからず起きていくような気がする。その予想、外れてくれれば良いのだが。

インフルエンザは今週に入ってさらに増えているように思われる。週間予報もまだまだ気温は低そうだし・・。そういえば2月26日・・・・二・二六事件の日は大そうな積雪だったという話だが(教科書の写真も白い背景だった)、あの日実はそれほど大雪ではなく、あの雪は23日から降り続いたものが残っていたのではないかという説もあるらしい。ほんの(?)80年前の出来事である。