7月22日 水曜日

今日1日労働したら明日から二日間お休みがいただける予定ですね。今日のお題は、報道の余波なんですけどね。先日芸能人の方の自殺の報道がありました。過去にもいくつか思い出す似たような事件は一つや二つあるのではないでしょうか。私もまだ10代の頃だったと思いますが、超売れっ子だった女性歌手がなくなるという事件をよく覚えています。特別にファンであったからではなく、あまりにも衝撃的な出来事だったからです。ことほど左様に人々の心に深く記憶付けられてしまうこの手の事件を考えるときに忘れてはならないキーワードがあります。「自殺報道ガイドライン」です。アメリカが離脱を表明している(!?)WHOの提唱しているガイドラインです。例えば、遺書を紹介してはならない、死を美化しない、手段を細かく報道してはならない、不要なBGMをつけた報道をしない・・などなど、してはならないことが挙げられています。一方で報道の際にすべきこともあるようです。例えば、同じような悩みを持っている方に対する相談先を紹介する、あるいは自殺以外の問題解決をする術を紹介することも同時に盛り込まれています。実際に有名人の事件をきっかけに全体の自殺率が増加することがすでに証明されており、メディア報道に影響を受けて自殺率が増えてしまうことを「ウェルテル効果」と呼ぶそうです。言わずもがなですが、ゲーテの著作にちなんで名付けられているわけですね。一方で、報道の仕方によっては、悩みをもつ人たちに解決の手段を与えるという正の効果や影響もあって、これは「パパゲーノ効果」と呼ばれています。ワイドショーをご覧になっている方達がおられましたら、ぜひこういう視点で番組をチェックしてみてください。BGMとか、その人をやたらと持ち上げて美化していたりとか・・・ありそうな気がしますがいかがでしょうか?もしあるのなら、その番組には罰点を挙げましょう。メインキャスターの方へは、お勉強不足なので ”もっと頑張ろう” のハンコをおしてあげてくださいね。

もいっこあった・・・報道の余波ネタ。Go to travelという言い回しの影響です。これを使う英作文の解答が増えそうな予感がします。文法的には別の語法を使う方が自然であると聞いています。go to travelの意訳として「迷走する・右往左往する」というのを広辞苑にあげておいてはどうでしょうか・・・(ちょっと皮肉にすぎるな、すみません)

つーことで・・・小生はこれあげておきますかね・・

👇

よりそいホットライン