6月2日 木曜日

昨日何気なく聞いていたラジオで、保険証が廃止される方向になりました、とのコメントが流れていました。色々とメリットはあるのだろうと思います。例えば・・・病院での保険証確認がより正確になります。今は職場が変わった後の一定期間に新しい保険証が発行されるまで、ちょっと不便だったりしますが、これが解消されることになりそうです。あと、服薬や診療行為の管理把握一元化ができるので、受けている診療行為が透明化されて、重複して処方を受けたりする可能性が逓減されそうです。一方で・・医療機関側は、まだ3−4割の普及しかなく、保険証読込みリーダーを導入したりハードの投資を敬遠してか、まだ実際に運用されているところは多くないようです(当院も導入していません)。普及させたい政府は、インフラ整備をした医療機関に診療報酬を上乗せしたのですが、実質患者さん側に負担がかかると言う批判を受けてか、すぐさまこれは撤回せざるを得なくなったようです。何かをするとポイント還元とかの宣伝も、よほど興味のない方でないと、まだ浸透しているとは言い難いのが現状ではないかと思います。マイナンバーだけではなく、カードを携帯する(させる)ことへの執念のようなものを感じるわけですが、それは何でなのだろう?と思ったりもします。ま、これだけの熱量を投じている施策ですので、今後何が何でも普及させていくのだと思います。かくいう私も申請取得していますが、今のところどこに置いてたかな・・・?状態です(^◇^;)  情報のデジタル化は今後必要になると思うのですが、何だか大臣が歌を歌ったり、マイナポイントとか、うさぎみたいなキャラ(マイナちゃんっていう名前らしい)を作って広報したりということより、もう少し普通に利便性とか将来設計を説明する方針でなされたらいいのになと思っています。ゆるふわキャラとか、あまり政府に言われたくないので・・・

 

 

マイナちゃん・・・なんでか”おめめ”は数字の1になってございます