11月6日 木曜日 くもり時々あめ(だったんだと思うたぶん)

今年はインフルエンザのワクチンに加えて、肺炎球菌ワクチンの公費負担が始まったのでやや忙しい・・。患者さんの中には明らかに誤解している方もおられるようで、説明もまた重要である。昔で言う流感は今のインフルエンザ、肺炎は肺炎。開業医として外来をしているとよく感じるのであるが、仕事中にしゃべっている事ってたくさんあるのだが、かなりの部分が患者さんごとに重複していて、同じ内容の繰り返しだな〜って思う。この作業に耐えられなければ、一般外来担当医失格である(自分にそれほど自信があるわけではないのだが)。特に、患者さんの固定観念を軌道修正させて頂かねばならないときなどのストレスったらないのである。そしてそのような場面は意外にも多い・・・。これからさらに多いシーズンに突入するのだ。インフルエンザ、ノロウイルス・・・色々な感染症。今日もその勉強会があり、伊根診療所の石野先生のご講演で勉強をさせて頂いた。なるほど、うんうんそれは自分もやってるぞとか、そーなのか、まだまだだなあ・・とか、いやいやそれはその通りなんだけど、プライベートな診療所でそこまで徹底するのハードル高いなあ・・とか、本当にためになるお話であった。慣習的に行われて来た治療をよりよいものに変えて行く作業は、事ほど左様に根気と知識の蓄積と、根気と根気と・・・・がいる作業なのだと思う。でもやらねば、大切な大切な医療費の差配を行う権利と義務を有している職業なのだから・・。無駄を省き、必要な事はおしかけて行ってでもやる!

duck

無駄と言えば・・・抗生物質の無駄遣いはダメだけれど、いざとなったときのための何とやらも、本当に長い目で利益があるのかどうか・・・って思う事がよくあります。商売として成り立つってことは、とりもなおさず、商品を供給している側に利益が多いって言う事ですものねやっぱ。日本の保険医療ってそれなりの限度額設定がなされている訳ですし‥