9月22日 木曜日

アウトドア製品の販売をする会社であるパタゴニアという企業の創業者が先日4000億円にのぼる全株式を環境団体に寄付したとのニュースが流れていました。細かくいうと、議決権を持つ会社に2%を譲渡して、残りの98%はこの団体に寄付したとのことです。短期的利益を追求する株主の意向に左右されないように、長い目で持続可能で理想を追求するタイプの会社を継続していくための一つの新たな取り組みなのかと思いました。創業者だからこそできたことなのでしょうけど、行き詰まりを示唆される資本主義社会の新たな方向性を示す一石を投じたような感じです。メル〇リの社長の寄付も日本では最近有名なところかと思いますが、やはりノブレスオブリージュは大切な考え方なのだなと感じます。さて・・・世界一の大富豪のビ〇・ゲイ〇氏は今後どう動いていくのでしょうか。意識高い系の企業の製品を買おうという運動も結構盛り上がっていると聞きます。ボイコット→これは良くないと思う会社を拒否するという行動ですけど、バイコット(buycott)という、この企業は積極的に買っていこうという運動も出てきているようです。ほんとこれからの50年は色々な意味で面白い時代に私たち突入しているな・・・と感じます。