11月25日 土曜日 

朝からいろいろとあった1日はなんとか無事終了し、娘と二人で与謝野町の古墳公園に行ってきました。閉園間際でしたのでもう私たち以外には誰もいませんでしたが、周りには大江山連峰をのぞみ広々とした田んぼの広がる立地です。すぐそばに道路が走ってはいますが、比較的静かなのどかな場所でした。やはり古墳公園は都会の真ん中にあってもピンと来ないですね。今でも道路が造られる工事の過程では遺跡の発掘があるらしく、それに携わっておられる患者さんも何人か来られます。その昔、丹後王国では海を越えて渡来する朝鮮文化との接点となっていたのでしょうか。古墳の頂上に立って、広い景色を眺めながら、竪穴式住居に住んで生活をしていた時代はどんなだったろうかと想いを巡らせた一瞬でした。

Tango tomb

自然をすこし味わった後は、現代人として縦貫道を走って帰りました。馬などの動物を移動手段として使っていた時代と、ガソリンや石炭を使うようになった時代、人間の歴史にどこかひとつ大きく線を引くならば、やはり境目は産業革命ということになるのでしょうか?