7月23日 火曜日 曇り

選挙も終わり世の中はまた静けさを取り戻しました。テレビなどではもうここぞとばかりに、開票特番などをやっていたようですが、そこからがスタートなのですよね。国民みんなで選んだ代表者の方が、本当にみんなに有意義な政策を立案して法律に形作ってくれるのかどうかウォッチしていくことが、開票速報のインタビューよりも遥かに大事な事だと思います。国民皆保険が本当に維持されて行くのかどうか?いつでも誰でもアクセスし易い医療制度が維持されて行くのか?医療従事者である私も目を皿のようにしてみて行かねばと考えております。メディアは盛んに、ねじれ解消を連呼しておられますが、本来衆参両議院が存在する二院性の意味は、お互いがお互いの暴走を食い止めて、一方的な方向に走って行くのを抑止することにあるわけで、よくよく考えるとねじれを前提とした政治制度なわけです。これを考慮に入れると、現在の一党単独飛行を許してしまいかねない体制はやや危ない側面もあるのではないかなあと思います。チャーチルでしたでしょうか?民主主義は最悪の制度である、その他に現存する社会体制をすべて除けば・・・という言葉があったように記憶しています。額面どおりうけとるならば、民主主義とは一人あるいは一党の暴走が起こらぬように、急激な社会制度の変革に晒されないように、いわゆるless worseの選択を行うのがその本来的意味という事になると思います。果たして現在の我々は、即決、効率、スピードこそ命・・・という論理に毒されすぎていないと断言できるでしょうか?

新入りクン

新入りクンです。この間までとてもお世話になった方より頂きました。私自身もとても勉強になった数ヶ月でした。どうもありがとうございます。あ、またまたタイトルを考えていた時のことを忘れてしまいました。今日はラジオで”今宵ロックバーで”という番組を聞きながらこれを書いていたのでした。ラジオっていろんな事を考えながら、想像力たくましく楽しく聴く事ができるのだなあと、最近のマイブームです。色々と好きな番組もありますけれど、またの機会に・・。