7月31日 水曜日

暑い日が続いています。室温調節とか水分摂取とか大事になってきますね、こういうバヤイ。最近の家電はリモコン一つで冷暖房・・・ですから、間違えて暖房に▼ってなっていることがままあるそうですので、皆様(特に高齢者の)お気をつけて!

ところで、夏といえば甲子園・高校野球ですが、準決勝で130球を投げた将来を嘱望される投手を決勝戦で温存したチームが地区優勝を逃したというニュースが話題となっているようです。肩とか肘の関節って、かなり三次元で複雑な動きをするものですから靭帯損傷がつきものなのですね。ましてや炎天下で連日100球を超える投球がいかに身体に負担となるのか、想像に難くないところです。今回の投手はそれこそ将来の日本の逸材、大リーグからもスカウトが大挙して見学に来ていたというくらいですから、その実力たるや推して知るべしです。たとえ甲子園への切符が大切なものだったとしても!彼の将来を潰してしまっては・・と考える監督の気持ちは小生には十分理解できます。ところが世間では監督への非難が殺到しているとか。う〜む・・・

損傷を受けた肘関節の内側側副靱帯を前腕の長掌筋腱から移植して再建するというこの手術。なんでこんなに監督の決断について賛否両論議論が沸騰しているのでしょうかね・・。ひと夏のスポーツ大会の結果と将来を天秤にかければ、どっちが大切か一目瞭然のような気がするのですけど・・・。別に甲子園の価値を貶めるつもりなどさらさらありませんし、高校野球は大好きなほうの小生ですけど、それと選手の一生は別次元の話かなと思っています。理屈こねてないで、若いうちには少しの無理でも頑張らせよっていう意見の方もおられるとは思いますけど・・・村田兆治、荒木大輔、桑田真澄、松坂大輔、大塚晶則、ダルビッシュ、藤川球児、田澤純一、和田毅、大谷翔平、これに少し異なる右ひじ関節手術を受けている野茂英雄を合わせると・・・大リーグで活躍した投手のほとんど全員が靭帯損傷を経験していることになりますね。高校野球の時代から球数制限を設けておくことでこういった肘関節の靭帯の積み重なる微小な損傷はその芽を摘んでおかないと・・・って考えるのは自然な流れかと思うのですけれど。腕が折れても投げさせてください!っていう高校球児の体を慮って自制させることこそが、その子の将来を考える大人の役割かなと思うのです。皆さんのご意見はいかがでしょうか?