9月3日 木曜日 くもり

今日は医大の学生さんと看護大学の学生さんをお迎えして見学実習をして頂きました。おそらく地域医療の学習という枠なのだと思います。来て頂いたのは良いのですが、診療も結構忙しくってあまりきちんとしたお相手ができませんでした・・・。申し訳ないことでございます。今日来て頂いた医大の学生さんは、事前の資料を拝見していると何とな〜く、自分が研修医だった頃にお世話になった先生のお名前によく似ているようだなと思っていたのですが、やはりやはりそうでした。研修医の頃にお世話になった先生のご子息だったのです!とてもイケメンの好青年で、たいそう感心しました。最近こういう事がしばしばあるのですが、それだけ自分も年取ったってことですね。あんまりお父様のお話ばかりするのも面白くないだろうなと思って控えておいたつもりなのですが、ついつい・・・という展開でした。あまり得るものはない一日だったかもしれません、ご勘弁を。でもこういうことってとっても嬉しいものです。来年も学生さん達、来てね。

the sun

イギリスのタブロイド紙でも一面で取りあげられていました。シリアからの難民は相当ひどい状況に置かれているようです。欧州に衝撃が走ったこの一連の写真報道ですが、かなりショッキングです。戦争で犠牲になるのはいつも子供たち・・・。毎日のらりくらりの国会審議をしているのなら、日本も難民受け入れなどの緊急動議など出せないものなのでしょうかね・・。それこそ国連常任理事国にノミネートされたいのならば、こういう時こそ本当に人道支援を行えば良いのに・・・。いつまでも某覇権国に追従していれば安心って言う時代はとうに過ぎ去ったと思うのだけれど。アメリカ暮らしをしていた時に、一番日本との違いを感じたのは、新聞の一面でしたね。あちらの新聞は何か海外で重大な事案が発生するとそれが必ず一面トップでした。たといその出来事が当地から近くとも遠くとも。日本の新聞で海外の事件の一面って言えば911くらいのものではないでしょうか。つくづく内弁慶な日本人だなって、その当時はよく感じたものです。われわれ一市民に何ができるという訳でもないのですが、世界の片隅で明日を生きるためにその時、命をかけている3歳の子供がいるっていうこと・・・心の片隅に置いておきたいものですね。