12月12日 火曜日 雪!

なんとなんと天気予報そのまんまの降雪となりました。やっぱりその通りだったか・・・という諦めにも似た感情で起き出しました。なにせ早朝のおもむきでは、これからどれだけ積もるだろうか?というやや絶望的な印象でありましたから、今日の夜には京都からお迎えするお客様もありましたので、ちょっとそちらに連絡したり・・朝から今年初の雪すかし、となりました。去年も大雪だったと思うのですけど、今年は例年よりも積雪の時期としてはかなり早い方だなと思います。ちょっとこれから先が思いやられる状況です。いつも思うのですが、雪すかしはやり始めるまでは憂鬱なのだけれど、やり始めるとどんどん分泌されます、アドレナリン・・・。う〜む、心底嫌いな訳でもないのかも、雪(というか、個人的には好きです)。

んで、ガサガサと作業しながら色々考えたのですけど・・・。朝からクソしんどいな〜とか、はじめは不平不満に思いながらやるのです。そのうち、なんでやろな、今年は早い時期に降雪か・・とか考えて、はたと思い当たるわけですね。あ、そういえばカメムシが多かったからな、とか柿が豊作だったなとか。多分科学的な根拠はないのですけど、何らかの因果がわかった(ような気がした)ら、納得できるのです。別に何の帰結につながるわけでもないのですけど、何となくその原因(と思われるもの)が見つかったら、仕方がないか・・・っていうことになるのですね。責任を押し付けられたカメムシにしたら、何でワタクシ?っていう気持ちだと思うんですけどね。呪いの思考回路ですな、コレ。呪い、呪詛の論理・・・世間によくあることかもしれません。「登らずの山」っていうお話があるそうです。ある時、ある街にやってきた自然災害。そんなものに理由などないのですけど、誰かが言ったそうです「そう言えば、昨日あの山に怪しげな何者かが登っていましたよ」村人一同「それだ!」あの山には登らないようにしよう!っていうことになり、それ以降その山は”登らずの山”と名付けられたそうな。山に登るっていうことと、自然災害に何の科学的因果関係もないのですけれど、理不尽なものであっても、その理屈づけを見つけたら何となくみんな安心納得するっていうことらしい・・・。

呪い・・カメムシ・・不登の山

12時間後に筋肉痛がやって来ましたので、もう寝ることにしませう。