2月21日 日曜日 雨

早いもので、ついこの間がお正月かと思っているともうすぐ2月も終わり。気が抜けないものだ・・。今年はあまり積雪もなく、比較的過ごし易い冬だったように思われる(あくまでもこの周辺のお話です。北海道や東北の皆さんごめんなさい、多分だれも読んでおられないでしょうけれど・・)。あと1ヶ月もすれば、テレビの天気予報も桜前線とかそんな話題になるのだろう。一年の中に四季があって、その季節折々の食べ物や行事があって移ろって行くというのは何とも有り難いものである。その国の存在する場所が赤道に近づくにつれて、そんな季節の変遷はなくなって行き、ただただ代わり映えのしない365日がダラダラと続くだけという事になって行くのだろうか・・。ま、おそらくそれは言い過ぎで、その国々にそれぞれの趣などがあるのだろう。ええ、我が国礼賛主義の小生ではございません。みんなそれぞれ地球上で頑張っているのだ・・。

近くのおみせのおじさんは、きょうも働いておられた。お仕事の最中の事故で足の指を骨折しているのをボクは知っている。昨日か一昨日に来られた御年90歳になろうとする女性は、傍目には元気なのだが頻回に受診されている。来られてもどうという事はない会話をして安心をして頂くだけである。実際身体的に悪い所はないのだ、ただ不安が彼女をそうさせているのだろうか・・。あるお母さんや、お父さんたちは・・・お仕事が終わってすぐに子供さんを連れて診察終了間際の時間帯に滑り込んで来られる。発熱と倦怠感で、その日学校をお休みしてお家で一人お留守番だった(だろう)一日の最後に、親御さんがフウフウ言いながら子供さんを連れて来院されるのだ。ちょっと反抗期なのか・・子供さん達はやや不機嫌だ。鼻の穴に細長い棒を突っ込んでインフルエンザと診断が下って、処方をして帰って頂く。その後の御家庭ではどんな会話がなされているのだろう・・ちょっと興味深い。

そう、みんなそれぞれ毎日頑張っているのだ・・。