7月2日 木曜日

以前のように一日中しとしとと降る梅雨ではなく、バーっと降って、晴れるときには晴れるというような感じの今年の梅雨でしょうか。早くも明けが待ち遠しい・・。昨日から運用開始のエコバッグ制度です。早速2回ほどスーパーマーケットとかコンビニで買い物したのですが2回とも携行を忘れました。一度は全部の商品を腕に抱え込んで車に乗り込みましたし、もう一度は車に取りに行ってから会計を済ませました。当分慣れるまでの間はこういうことが続きそうです。よくよく考えると、子供の頃にお使いを頼まれたときには、お財布と買い物袋をホイって渡されて行ったような気がします。その頃はレジ袋あったのだろうか・・?思い出せないのですよね。ところで、環境への影響を配慮した生活の象徴としてのこの施策、前向き評価をしていたのですが、朝日新聞の記事で中川製袋化工という、レジ袋の原型を初めて開発したという会社の社長のインタビューが目に入りました。日本での廃プラ排出量年間900万トンの中で、20万トンにすぎないレジ袋がスケープゴートとされてしまってはいまいかと問題提起をされています。容器包装の排出量が400万トンあり、残りの380万トンの中で、ペットボトルとか弁当箱などはなぜ規制を免れているのか・・ということです。そもそもレジ袋の開発は1960年代に遡るとのことです。小売業の発展に多くの貢献をしてきたこの商品が悪者扱い(筆者訳)を受けることに複雑な気持ちでおられるようです。同時にその声の裏側には、中小零細の製造会社の倒産を心配されていることもあります。業界を護るがゆえに、規制や改革が進まないという現象はしばしば耳にするのですが、環境保護を盾に取られた格好の今回の施策に声が上がりづらいのは事実だろうと思います。気づかなかったな・・こういうこと。

気づける・・でもう一つの話題は、やはりコロナウイルス関連です。外出自粛とかマスクや手洗いの励行を促す喧伝は当然感染症対策として妥当なものなのですが、実はそれにもちょっとした落とし穴があるのではないかという意見を耳にしました。コロナに限らず、感染症に罹患するというのは、ある程度の気をつけていても、ちょっとした隙をついて生じうることですから、罹患した人は不運な人ということになります(荻上さん曰く、ワンストライクアウトの疾患)。ところが、きちんと対策してますか?メッセージが頭の中にこだましてしまうと、罹患した人イコール無頓着に感染してしまった迷惑で自己責任の人・・になりがちなのですね。これと似たようなことですが、エイズの際の啓発ポスターが「ちゃんと知ってる?」というもので、これは「知らなかったあなたが悪い」という裏メッセージとセットになるということで、リスクコミュニケーション上は好ましくないものであるという指摘もあります(感染症対策コンサルタント 堀成美氏)。スローガンを単純に鵜呑みにして、メタメッセージに支配されてしまうことがないように、気づける人になりたいなと・・考えている今日この頃。