3月24日 水曜日

今日も朝から冷たい空気でした。お昼にかけて気温は上がってくるそうなので、寒暖の温度差が大きい1日になりそうです。桜の開花も気になってきます。春の甲子園野球大会も始まっていたり、子供達がお昼に集団下校しているのをみて、春休みが始まったのだと気づくこの頃でした。

こちらは明るい話題ではないのですが、昨年から自殺者数が増加しているとの報道があります。とりわけ女性とか若年者の増加が目立つとのことです。コロナの影響があるのだろうと推測されているようですが、非正規労働に従事されている方が、就労困難な状況に陥ったり、社会全体が気分として、抑うつ度合いを高めていることなど、その他にもいくつかの要因が考えられるとのことです。緊急事態宣言が予想以上に長引いたり、感染者数が増減を繰り返していることなどもあり、失業、休業の影響を直接受ける方達や、学生さんたちのこころに与える影響も少なからずあるようです。コロナの影響だけではなく、去年は著名人の自殺報道もいくつかあったと思いますので、それによる影響、いわゆるウェルテル効果についても無視できないのではないかと仰っている研究者もおられます。ファンの後追いという問題だけではなく、身近なところにある問題解決策として自殺という選択肢を思いつきやすい環境を作ってしまうという意味もあるようです。ラジオで早稲田大学の上田路子先生のお話を参考にさせていただいています。今後も社会現象としてのこういった事象の動向にも目を向けていかなくてはいけないと思っています。

 

 

生活がしんどいと感じる方達に向けて、厚生労働省のサイトにも下記のようなものがあります。

生きづらさを感じている方々へ