3月22日 水曜日

往診先では、野球の番組が放送されていた。関係ないのだが、パソコンのSのキーが押しにくくなっていて・・・うんしょ!って力を特別に入れてキー入力しないと、うんしょ!がうんよ!になってしまうのです。ま、キーボード上に・・・トムヤムクンスープをこぼしてしまったからなのですけど・・。

それで・・・野球ですけどね、あんまり興味がなかったのですが、かなり重要な試合だったらしく、残念だったなという結論で今日は回っておりました。まあ高校野球もありますし、今は相撲もやってますから皆さん元気出して、ほらほら。

在宅医療と看取りについての特集が、定期的に送ってこられる医学雑誌に掲載されていました。なるべくこういう特集には目を通して、色々な意見や教えに学ぶように努力しています。今日の特集では、いよいよとなった段階をどのように判断するか?とか、その時にご家族にどのように伝えるのかとか、看取りの際にはどうしておくべきかなどといった、かなり込み入った話題が満載でした。なるほどな・・と思いながらも、ちょっと自分には前から心の奥に引っかかっていることがあるのです。そもそも、主人公であるはずの患者さん当人はそんなことについてどう考えているのだろう・・・。そんなことを予想してもらって、ましてや家族に伝えて欲しいと思っておられるのだろうか?できれば誰にも内緒でそっと旅立っていきたいと思っておられる可能性もあるのではなかろうか?僕なんかは、自分が死ぬ時には、誰にも周りにいて欲しくはないかなと、今の時点では考えている。お看取りの間際にその場にいてあげないと・・・という思いも、もしかすると・・もしかするとですけど、送る側の論理で成り立っているだけなのかもしれないなとも考えてみたりしている今日この頃です。これといった形があるわけではないので、その場その場で皆で話し合って決めていくしかないですよね。ま、ともかく外来でも往診でも、診察の最後は、笑顔で切り上げたいな〜といつも思っています・・・。笑えば何か良いことあるよ!!

古市コータローさんのHeartbreakerが最近のヘビロテです。ギブソンのハミングバード・・・良いなあ