11月7日 にちようび

おはようございます。以前から猫の額ほどのお庭に芝生を育てています。芝生と言えば「おじいさんは山へ芝刈りに・・・」なのですが、あの「芝刈り」は、私たちが想像する「芝刈り」ではないそうですね。夜にかまどにくべる枯れ木とか落ち葉を集める作業のことを示すことのようです。私のやつは皆さん想像通りの芝刈りです。色々な病気や感染症があるので、芝も美しく育つためには相当な手入れが必要です。ずぼらな私がそれでも何とか普通の5分の1くらいの労力を費やしているのですが、なかなかそう甘くはありません。色々と調べてみると芝刈りにも理屈があるのです。長~く伸びたものを一気にザクっと刈ってしまうとダメなのです。芝の成長点ってトップから約3分の1くらいのところにあるらしく、そこより深く刃を入れてしまうと緑の新芽がなかなか伸長できないとのこと。なので、マメに手を入れることが最重要なのですね。知れば知るほど私にはムリな営みだなと・・・。目標はことごとく諦めてしまう性格なのですが、なんとか今のところは踏ん張ってやっています。ところで、この刈り込みすぎのこと、軸刈りと呼ぶのですね。作業しながら、今日は色々とこの言葉から連想していました。例えば人を育てるのも、ある成長点以上に矯正しすぎるとダメなのではないかな~なんて思います。子供だってそう。グウの音も出ないほどにやり込められると、成長点ごと失ってしまって立ち直るまでに時間を必要とするのでしょう。大人である私たちは、そこの見極めをしてあげる必要がありそうです。その子たち、その人たちそれぞれの成長点がどこにあるのか見定めて・・・その少し手前のところまで刈り込んであげるのが良いのでしょうね。うん、何事もやりながらお勉強になることがあるのだな・・・。あ・・誤解なきように、あくまでも「猫のひたいほどの面積」ですので・・・

お天気も良いです、みなさんどうぞよい週末の一日をお過ごしください!