12月13日 木曜日 晴れのち曇り

ようやく晴れ間が覗いておりました。屋根からぽたぽたと落ちてくる雪解け水が何となく嬉しいお昼どきでした。春はまだ遠い(というか、真冬はこれから)ですが、首を長くして待つ事にします。京都の工事では掘り起こせば遺跡にあたるらしいのですが、京都縦貫自動車道が延長されている近くの工事現場で、およそ1500年前のものと推測される石棺が発掘されたそうです。往診先の患者さんのご家族の方が発掘に携わっておられるのですが、『今日で終わり!』という日に”あった〜”となったそうです。石棺の中には2体の人骨が抱き合うようにして安置されていた様子が窺えるそうです。下さった写真には、肋骨のように見えるきれいな湾曲がそのまま維持された人骨と思われるものと、椎体(背骨)のように見える幾つかの円柱状のものが写っております。古墳時代に埋葬された人なのでしょう・・・すごいですね。市内の工事現場も遅々として進まない(ように感じられる)場所がありますが、こういうのを聞くと仕方がないのかなとも思います、が、遅れてる理由は必ずしもそれだけではないのかもしれません・・・。

遺跡

古代のロマンです。実際に発掘された現場に居合わせた人たちの驚きや感動はすごいものでしょう。