1月30日 月曜日

久しぶりに雪と戯れたりしているうちについつい更新が滞っている今日この頃。最近購入した2冊の医学書をひとまず斜め読みしている。一つは聖霊三方原病院の森田先生の鎮静に関するものである。前著の5年ぶりの続編で、内容が相当充実しているように思われる。在宅療養を支援する立場として、欠かせない知識と技術の一つに鎮静があろうかと思う。苦しみを取り除く方法としての鎮静は各国で様々な議論がなされてきており、その理解も医療者によって様々である。私も今回この書を片手に知識のアップデートを図りたいと思っている。さて、もう一つは睡眠についての河合真先生のご著書である。不眠症を訴えてこられる患者さんは多い。しかし私たちは医学生の間に不眠症とは・・・ということについてはさほど多くの時間を割いて学んではこなかった(今は知りませんが)。ある意味マイナーな領域であり、ちょっと眠剤でも処方しておいて・・・のような感覚で対処されがちな分野であるが、実は多くの有害事象などもあり、安易にやっつけ仕事で対応してはならないもの・・・の代表選手でもある。マイナーとはいえ、何せ私たち人生の3分の1は寝て過ごしているのですから。さて、発熱患者さんが下火になり、電子カルテさんたちも機嫌よく稼働し出した今、おべんきょうタイムがやってきました。がんばろ