8月9日 金曜日 猛暑

あつい一日です。今日はやっぱり長崎の日ですね。長崎は中学生の頃に家族旅行で訪れて以来、研究会、学会でその後3回ほど訪れた街です。広島にしても長崎にしても路面電車が走る趣ゆたかな街並です。英語で学会発表した初めての街が長崎だったのですが、その時の原稿は今見返すと赤面ものの文章です。当然散々の出来映えであった学会の後に入ったお寿司屋さん?のような居酒屋さんのようなお店で(一人で行ったのですが)、地元の方の話される内容が全く聞き取れなかったのを覚えています。学会での英語も聞き取れず、日本の人の言葉もわからんのか・・・とかなりへこんでいた事を今さらながら思い出します。最後の長崎visitは、前任地であった病院で、画像診断システムや電子カルテの更新の時に、見学に行った際に訪れたのがおよそ2年前くらいでしょうか?国立病院機構長崎医療センターの地域医療を包含した取り組みはとても我が眼に目新しく輝いて見えた事を覚えています。途中で立ち寄ったのはもちろん平和祈念像でした。「のどが乾いてたまりませんでした。みずには油のようなものが一面に浮いていました。どうしても水が欲しくて、とうとう油の浮いたまま飲みました」9才の女の子の手記がその記念碑に刻まれています・・。もしもその9才の少女が我が子であったなら・・そんなことを考えながら、病院一行様から少し離れた場所で、真夏の暑さに汗しながら見上げていた空を思い出します。この夏の読み物を決めました・・・「東京プリズン」という小説です、長編なので時間がかかりそうですが、合間にはクリント・イーストウッドの2部作である「硫黄島からの手紙」と「父親たちの星条旗」を観る事にします。感想はまた後ほど・・・

Peace

話はかわって・・・少し前に気づいたのですが、京都は東本願寺の前を通るたびに(Yどばしカメラに行ってるわけですねこれが・・・)目にするこの看板「今、いのちがあなたを生きている」。ずっと気になっていたのですが、今もずっと心に残っている言葉です。何となくこういうことなのかなあ・・・というのは考えているのですけれど、気になっていますし、何となく教えられることがあるなあと思ったりしています。もう少し考えがまとまればまたアップしたいと思います。