2月18日 火曜日

少しサボっていると早くも2月が逃げてしまいそうな時期になってしまいました。今年はこの辺りの積雪はあまりないのですが、関東地方は大変なことになっています。群馬や山梨では車中に2泊もせざるを得ない人たちがいるとか。コンビニの食品も底をついているらしく、かなり危機的状況なのではと案じられます。そんなニュースもオリンピックにやや埋もれてしまった感もあるようで、それはそれで何とかレスキューを早急に確立して頂かないといけません。ウェブサイトの端っこで見かけた記事のなかにも?マークの灯ったものがありました。一つは、作曲家ゴーストライター事件関連のものなのですが、最近は聴力障害の認定疑惑にまで話は及んでいるようです。担当大臣が、認定制度の見直しについて言及されたそうです。すなわち、聴力があるかどうかの客観的検査を認定制度にとりいれてはどうか検討する、ということなのですが、それはそれでややこしい問題もあるのではないかと思いました。どういうことかというと、客観的検査とはおそらく聴覚刺激を与えて脳の反応をみる検査のことだと思うのですが、この場合、脳の反応は電気的信号や血流シグナルの有無として検出されるわけです。ただし、シグナルがあるからといってもそれがすなわち、意味ある情報として入力できているかどうかということは、また別物なのではないかなあと思います。つまり、何やら良く聞き取れない雑音をシグナルとして検出してしまうと、それをもって聴力があるという風に誤診される心配はないのかなあということを懸念します。聴こえているのに聴こえていないという詐欺はなくなるのですが、かわりに本当はきちんと聴き取れていないのに、聴こえているじゃないかこの野郎という事態が生ずる可能性はないかどうか、きちんと検証しなくてはいけないと思います。何もかも検査が万能と思われがちな風潮は、インフルエンザ迅速検査然り、慎重に取り扱わなくてはいけません。現にDNA鑑定でも誤審があったりするのですから・・。

二つ目の?は、決定された改訂診療報酬の在宅医療関連での新聞のコメントで・・・かくかくしかじかで、入院から在宅診療へのシフトをはかり、コスト削減にも寄与することができ・・のような論調を読みました。ホントに??って思いました。在宅診療はそれはそれで、かな〜りコストのかかるシステムなのですけれど・・・。何よりも必要なマンパワーがそれぞれ個別対応ですので、かなりのものとなるわけですし。コストありきの在宅シフトではなくて、”やっぱり最期は在宅で”の在宅シフトであってほしいな〜と思う今日のニュースでした。

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ゴーストライターに騙される取材者も取材者ですよね。ある程度しっかり取材をすれば、うさんくさいぞっ?!ていうシグナルは感じることができるのではないかなあと思いますけど・・・。それを聴覚障害の認定にすり替えてるような雰囲気もすこ〜し感じられます。まあひねくれ者の勘違いかもしれませんが・・。