6月11日 水曜日

すでに梅雨入りしているらしく、終日曇天〜雨の毎日です。湿度も急上昇で、なんとなく体がだるい感じが続く方も多いかと思います。
この間はとても奇妙な夢を見たらしく、起きたら汗だく…。夢の最中には「なるほど…ふむふむ」と納得している自覚があるのですが、目覚めてみるとその内容はかなり荒唐無稽なものであったりします。寝ている時の自分と、目覚めた後の自分は別人?
睡眠や夢って、本当に不思議な現象ですね。

さて、話は変わって最近知った「この国のデジタル赤字40兆円」という試算と提言について。
経産省のちょっと風変わりな方々が中心になって作成したもののようですが、本質はその数字自体ではなく、デジタル赤字の捉え方にあるのだと思いました。
2〜3年前からこのキーワードが注目され始めていますが、表面的に捉えると、米国のテック産業(いわゆるFANGの)に流れていくサブスクリプション費用などのイメージになりがちです。

しかし、もっと精緻に見るならば、今や多くの工業製品—たとえば自動車も、ITを内蔵した金属の箱とも言えるわけで、多くのデジタル負債を抱えているとも言えそうです。
EVやPHVなどの車両には大量のデジタル技術が搭載されているでしょうからね。

診療所に導入している医療機器や、いくつかのクラウドサービスをとってみても、かなりの金額を支払っている実感があります。
次の技術革新は10〜15年後とも見込まれているようですから、今から対策を考えておかないと、失われ続ける50年になってしまうかもしれません…。

まずは、そういった現状認識がしっかりできている方を選ぶことが大事だな…1ヶ月後(の選挙?)。

それでは、今日も足元からできることをコツコツと、精一杯頑張ることにいたしましょう。雨ですけど…。