伏線もそこそこに・・

4月30日 火曜日 くもり

最近見た映画とかですが・・

その①スパイゲーム;ブラピとロバート・レッドフォードの共演。泣く子も黙るアメリカ諜報機関CIAを舞台にしたストーリー。組織の論理を楯にその命を葬り去られようとするブラッドピット演ずる一工作員を助けるべく、組織内で一人静かに大立ち回りをするロバート・レッドフォード。随所にちりばめられる伏線が最後に効いてくる作品でありました。その②裏切りのサーカス;スパイ小説の大御所であるジョン・ル・カレの名作の映画化。イギリスのスパイ機関であるMI6と、ロシアはKGBの丁々発止の情報戦のさなかに巻き起こったMI6内部の二重スパイである”モグラ”を突き止めるべく動くスマイリーの活動。『寒い国から来たスパイ』など数々のスパイものの名作を編み出したカレの作品らしく、緻密なストーリーで作り上げられているが、やや(かなり)難解にて3回くらい見なおしてやっと理解できる部分もありました・・。冷戦の頃の緊張感がビシビシ伝わって来る作品です。その③家族で見に行きました『アイアンマン3』1と2をみてなくても・・・understandableです!!Marvelの映画って本当に楽しめますね。その④ユージュアルサスペクツ;ケビンスペイシー演ずるヴァーバルキントの謎に包まれた犯行を解きほぐす伏線たっぷりのストーリー展開です。・・・いやいやこう書くと、とっても暇な人みたいなのですが、最近とは言うもののここ1年でのまとめですので悪しからず。伏線だらけのストーリーって面白いのですが、それが気になって本筋に没頭できなくなるのがタマにキズであります。

Olympic

招致委員会のリーダーの失言とかいろいろ報道されていますね。小生、もうおそらく15年くらい前でしょうか、この方の著書を購入した経験がありまして、そのときの内容が雑誌のインタビュー記事をかき集めたようなものでありまして、大いに失望したことがありました。およそ、言葉を大切にする作家の魂を感ずる事ができない作品でして、それ以来あまり興味を惹かれる人物ではありませんでした。でもこういう方をその国の首都の首長に選んでいるのは私たちそのものでありまして・・・なんだかなあと思います。

そこそこのモノをつくる人々

4月26日 金曜日 カミナリ雨・・

早いものです。もうすぐ開院1年を迎えようとしています。去年の今頃は雪でおくれた建築工事の進捗状況と開院準備の予定をにらめっこしながらいつになるかなあ〜なんて考えていました。いろいろな機器の搬入を同時に進めなくてはいけないこともあり、やけにバタバタとしていたのを思い出します。機器と言えば・・・最近舞い込んで来るダイレクトメールや訪問が増えています。『そろそろ保証期間の1年が過ぎますので・・・メンテナンスの契約など如何でしょうか』ってやつですね。まあ各社横並びでメンテナンスビジネスがこうもまかり通っているのかと少し嫌になったりします。『万が一の故障に備えて格安なプランがありまして・・』 我々医者も、この病気はおそらくこのお薬で治りますよ。でも万が一の時に備えてこんなプランの保険に入っておきませんか?なんてやったらおそらく(というか確実に)とんでもない事になると思うのですが・・・。万が一にならんようにちゃんと治して下さいよ!っていうのと同じように、1年過ぎたからってすぐに保証プランに入らなくても良いように作って下さいよって言いたくなるのはおかしな話でしょうか?小さな検査機器から果ては大きなレントゲンや自動ドアに至るまで、身の回りにある機械はすべからく”万が一のもの”ばかりなのです。が、この世でたった一つだけ万が一も大丈夫ですよ・・・と位置づけられてきた、否これからも位置づけられそうなモノがあります。

Radioactive

ヒトハカクモオロカナイキモノナリ・・・・

医者と憲法

4月22日 月曜日 

まだまだ朝夕は冷え込むこのごろです。風邪の症状を訴えて来られる患者さんはまだ結構おられます。風邪・・の診察って結構難しいです。みなさんご存じないかもしれませんが、医学部の勉強で『風邪について』っていう講義は意外とないものなのです。難しい疾患については皆よく学ぶのですが、実臨床にでて最も良く遭遇する疾患について系統的な講義を受けた経験のある医者は少ないのではないでしょうか?不思議な現実です。学びなおすとかなり奥深いものがありますし、専門的な知識を要求されるのも事実です。さて、医師と憲法、まったく関係ないじゃないかと思われるかもしれませんが・・。さにあらず、憲法の最も大事な概念とはなんでしょうか?『すべて国民は個人として尊重される』という第13条なのですね。国民主権・人権尊重・平和主義は言わずと知れた三原則なのですが、国民主権も平和主義も個人を尊重するために存在している原則なのです。ところで医師の仕事、それはすべての人に平等に身体的、精神的、社会的健康を保証するために行っているわけですから、それは憲法の精神そのものな訳であります。そう考えると憲法って結構身近に感じるもので、最近少し勉強しています。このごろ改憲問題がときに新聞やニュースで語られるのを耳にしますが、ついこの間いわゆる一票の格差問題で選挙結果に対して違憲状態という高裁判決が次々に出たのを記憶しておられる方も多いと思います。よくよく考えると、違憲状態で選ばれた議員さん達が、憲法を改正しましょうよっていう旗ふりを行っているわけでして、なんだかブラックジョークです・・・。一票の格差問題って日本固有の問題なのかと思いきや、アメリカでも存在するのですね。しかし、ふたを開けてびっくりです。アメリカはペンシルベニア州の裁判でも同様の判決が出された事があるそうですが、その内容たるやさすが民主主義の国アメリカです。日本では一選挙区あたり現在最大で29万人もの差があるわけですが、アメリカでは2002年の一選挙区あたりの差が64万6380人対64万6361人の差がおかしいということで違憲であるという判決が出たそうです。さらにこのわずか19人の差を判決後9日間で議会の区割りを変更してその差なんと1人となったそうです!!いろいろな評価はありますが、こういう事をみるとアメリカってすごい!と思ってしまいます。

ひとり一票国民会議
ちなみに私のもつ選挙権の地域での私の一票の価値は・・・衆議院0.76票、参議院0.46票でした。興味のある方はご自分の選挙区の状況をこちらで簡単に調べる事ができます  http://www.ippyo.org/checker.html

なので・・・私は明日から電車代も電気代も公の性格をもつ料金は4割6分しか払いたくないなあ〜なんて考えております。だって自分の存在が0.46人前ですよって評価されてるわけですからね・・・(怒)まあ冗談はさておき、われわれこの問題にはもっともっと抗議の声を上げるべきではないかなと。

今日のいいね!

4月18日 木曜日 晴れ

おやおや明日の予想天気図には何やら不穏な縦じま模様が・・・寒暖の差が激しいためか、最近結構上気道症状を訴える患者さんが多いです。やっぱりこのごろ日本のお天気は変なのかしらん・・。そして、最近診察をした患者さんのお話が”良いな〜”と思ったわけでして。今年学校を卒業して就職する娘さんを持つお父さんの診察の時に何気なく『娘さん市内に出られるんですか?』って聞いたところ、『いや、地元の○○◯◯苑に就職するんですよ。お母さん大好きなんで地元に残って暮らすそうですわ』と。よかったですね〜と普通に返しておきましたが、内心すごく清々しい感じがしました。週刊誌をすこしめくれば ”今しかない起業家への道” とか ”他人に遅れをとるな” とかいう見出しの踊る今日この頃ですが、良いじゃないですか。お父さんと(?)お母さんが好きで地元に残ります! いいね!ボタンを心の中で連打しておりました。

Fb
平川克美氏曰く、現代は『移行期的混乱の時代である』と。まさしく右肩上がりの呪縛から解き放たれるべく、人は思考回路を反転させないといけないのではないかなと僕自身は思っています。実体経済とバブルの狭間に揺れ続けた過去20年間、いやそれ以上の経験を経て、我々はそろそろ学ぶべき事がある筈です。

すげえ人…

4月16日 火曜日 晴れ 暖かい〜

この世にはすごい人がいるなあと思う事が時々あります。最近亡くなった、ベネズエラのチャベス大統領もその一人です。幼くして共産主義、社会主義に傾倒していた彼は、その頃の夢である『将来大統領になる』ということを実現します。そして、かの有名な国連での演説です。2006年の国連総会で時の、某世界の覇権国の大統領を指して『悪魔』と呼んで、その国の外交政策を『悪魔のレシピ』と切り捨てたわけです。小生別にコミュニストでも何でもないノンポリ人間なのですが、こういう演説を聴くとただただ『すごいな・・・』って思ってしまいます。我が国の首相にできる芸当ではありません、もちろん。そして最近行われたベネズエラの元首の選挙では、やはりこの方の後継者が選出されたそうです。ベネズエラと言えば、言わずと知れた原油産出国でして、いろいろな思惑や利権の絡む組織票もあるでしょうに、この国の民はいわゆる反米急先鋒の(あ、言ってしまいました)、後継を選出したのですね。



こういうのを聞くと、一国の独立とは何かということを考えさせられます。同時に周辺国あるいは世界の国々と仲良くやって行くには・・・などなど (1:55 衝撃のthe evil came here…スペイン語がわかればもっと衝撃的なのでしょうけれど・・)