すべては◯◯の為?

6月30日 月曜日 曇り

早いもので今年も半分が終わりました。さてさて、サッカー残念でした・・・、が一方でラグビー日本代表がイタリアに勝利していたり、ウィンブルドンでは錦織選手が順当に勝ち進んでいたり(3回戦は今の所危ういサスペンデッドですが)、他にもいろんなスポーツがありますね。あたりまえです。ラグビーなんて、現在日本はワールドランキング10位なのですよね。だけれどもイタリア戦勝利のニュースはフリップの得点スコア一枚のみでありました。サッカーは47位でしたか・・。まあ期待が持てるのは冷静に考えると47位よりも10位の方ですよね。ところが世間の取りあげ方はそうにはならない。だからどうだということを言いたいつもりはなく、サッカーは小生も応援していたのですが、あまりにもスポーツによって世間の騒がれ方が違うのだなあと、改めて感じたわけです。まあ資本主義の世の中、それだけ騒がれるものにはついて回っているものが大きいという事なのでしょう。ということで、これからは全英オープンテニス、その後は全英オープンゴルフなどなど頑張れニッポンは続いて行きます。

zero

・・・とうとう、一歩踏み出すことになるのでしょうか。渡ってしまうともう戻れない the Rubicone River….

渡るべき河

6月26日 木曜日 晴れ

混合診療解禁にそれほど恨みがあるわけではありませんが・・厚生労働省のサイトを見ているとこんなものがありました。 ”薬事法違反の疑いがあるインターネットサイトの情報をお寄せ下さい” っていうHPです。結構やりますね、厚労省も。小生大学院の時にがん免疫療法の研究をしていたのですけれど、この分野って結構(というか、かなり)怪しげな民間療法が跳梁跋扈しています。最近インターネットを見ているとブラウザの機能の一部なのか、良くわからないのですが、自分が最近検索したり、購入しようとしたりしていた事に関する広告がまとわりついてくるという経験、ありませんか?そこに出てくる免疫療法のサイトが酷かったりします。だめですよね、人の弱みに付け込んで商売をしようなんて・・・。



先日23日は沖縄の「慰霊の日」でした。毎年自分に課している”8月は悲惨だった大戦に思いを馳せる読書をする習慣”。ことしの課題読書は何にしようかな・・・。あ、またタイトルに言及する前に終わってしまった(泣)。このブログ、タイトルと、本文と、挿絵と、あとがきがバラバラ・・・・

 

ウレシイ瞬間

6月24日 火曜日 晴れ

明日は早起きさん達が多い事でしょうね。結果はどうあれ頑張れ日本チーム!

さてさて、最近の医学の教科書は本当に色々なものがあって、ためになるものが多いなあと思います。私が研修医の頃などはもう、ぶ厚〜い教科書で一冊数万円するようなものばっかりでした。それでもって、感染症等を勉強しようとするのなら・・・「微生物のなりたち」みたいな(例えば)ところから頁を繰っていかなくてはならないので、その章が終わる頃には既にすっかり睡眠学習状態になっているわけです。今なら、もっと実用的な内容で、とっつきやすい書物がたくさん書店に並んでいます。我々が学んできた(というか教えられてきた)、あるいは見よう見まねで習得してきた知識や理論は、すでに過去のものになっている事柄も少なからずあります。それと同時に、日々の診療でよく遭遇する、ちょっとした疾患や処置方法なのだけれど、なかなか教科書に載っていないことって、結構あると思うのです。そういった事は、日々の診療の中で自分なりに工夫しながら、こうするのが良さそうだな・・と思って経験しながら実践しているのですけれど、そいういうちょっとした小ワザが、これまたちょっとしたコラムみたいな形式で書物に掲載されているのをみると嬉しいものです。

 

新国立競技場の原案、ちょっと漂流しているようですね。賛否両論いろいろあるようです。みなさんはどう思われますか?

 

混合診療のことなど

6月23日 月曜日 くもりときどき晴れ

以前にも少し触れましたが、混合診療解禁の話題です。患者申立て療養制度っていうのでしたか、呼び名は違えど、実質は混合診療解禁ということなのでしょう。賛成派の理屈は「反対派は既得権益を守ろうとしているだけだ!!」などと言いますし、反対派は「一旦認めてしまうと、皆保険制度が崩壊し、医療格差が大きくなるだけの最悪の政策だ!」と言って譲りません。が、それらはあまりにも極端な理論なのだと思います。もうすこしそれぞれの言い分を見てみましょう。そもそも混合診療とは、保険診療と自由診療の混在する状態をさす言葉です。これが認められない場合(現在そうなのですが)どうなるのか・・・例えば、現存の治療ではなす術の無い状況になった進行がんなどの場合を考えて下さい。外国では認められているけれど、我が国では保険未承認のがん治療が存在するという場合に、入院して保険診療と合わせてその治療を受けると、保険診療分も合わせて全額自己負担になるのです。その結果、保険診療分が20万円、保険外診療が10万円だったとしますと、混合診療が認められない状況では、全額自己負担になりますから支払総額は30万円ということになります。一方で混合診療が認められると、保険診療分の20万円は3割負担の場合、6万円プラス保険外診療が10万円で合計16万円ということになり、その差が14万円ということになります。すなわち、保険外診療をオプションとして受けたい場合は混合診療解禁の恩恵をそれだけ被る事ができるというわけです。ならば、さぞかし難病の患者さん達は喜んでいるのだろうと、思いきや・・・事実はさにあらず。全国82の難病患者団体が加盟する「日本難病・疾病団体協議会」はそれに反対だというではありませんか。かれらの主張を読むと、保険外診療の妥当性の判断を審査する期間の短縮は患者の願いではあるが、数週間という短期間で、そのリスクを本当に判断できるのか?という疑念や、公に自由診療が認められると、本来保険収載されるべき治療まで非保険診療のまま据え置かれるのではないか?という懸念を抱いているようです。そして、そのような疑念や懸念は、まさに解禁反対派の論拠となっている所なのです。すなわち、自由診療のままに据え置かれても利用者が生まれるということによって、製薬会社は保険診療承認への面倒な臨床試験を行うモチベーションを失い、結果として、自由診療などに手の届かない人たちが、本来保険収載されるべき治療を受けられずに、その余波を食うのではないかということ。さらには、そもそも国の保険財政が厳しい事から、国自身も自由診療枠を拡大して、保険負担部分を減らしたいという思惑があるのではないかとみるむきもあるようです。そこへ持ってきて、TPPなどとの絡みで株式会社の医療への参入等が起これば、株式会社◯◯病院では、自由診療部門がきらびやかな入り口で高級感あふれる建物と医療を提供しつつ、裏口の保険診療部門では経済的ゆとりの少ない人々が待ち時間でごった返しているというようなことが現実になるのではないか、ということまで想像している方もおられるようです。果ては国民皆保険制度の破綻に繋がるのでは・・という懸念まであったりして。まあ、話はどんどんと広がって行くので、小生にもどこまでが真実なのかはよくわかりません。ただ、今回のお話が成長戦略という文脈で提案、決定されようとしている事がひっかかるということだけは申し述べておきたいと思います。

シッコ

ま、アクセスの良さは日本の医療制度の優れた点でもあったのですが、それも大病院の初診料自己負担化などで揺らいで行かざるを得ないのですね。財政面を考えると、やはり便利だから・・だけでは成り立って行かない困難な状況にある事だけは間違いないので、我々一人一人の問題として考えて行かねばなりません。

 

そんなこと言われましても・・

6月16日 月曜日

ニッポン初戦敗退しました・・・ね。残念です。でも、小生は逆に良かったんじゃないかなと思っていたりもします。理由は内緒です。さてさて、介護保険を利用して、デイサービスや入浴介助などを利用されている患者さんは多いです。訪問しながらたびたび耳にするのは、「昨日は血圧が◯◯で、入浴できないと言われました。」なんて台詞です。次にくる質問は⇒「先生、血圧どのくらいまでなら安全にお風呂に入れるのですか?」なのですね、ほぼ100%に。お答えは・・・悲しきかな 「わかりません」となりますが、さすがにそうは言えないので「どうでしょうね〜 云々かんぬん」となってしまいます。でも!!そんな質問に明確な答えのできる医師がいるのなら、是非その答えを聞いてみたいです。evidence based medicineもその質問には答えられないのではないでしょうか。ましてや血圧なんて、時々刻々と変わっているわけですから、どの時点をもってその時の血圧というのか良くわからないですしね。正直な答えとしては・・「入浴前に血圧を測定するのをやめてみてはどうですか?」になります、ハイ。いえ、決してふざけているわけではありません。とにかく、風呂に入りたいから入る、気持ちがよいから入れてあげたい。それで良いのではないかなあと思っています(決して公な場では口にはしませんが)。それくらいの認識を、介護する側される側、医療者が共有できればよいなあと思います。



あいかわらず我が家では、伊坂幸太郎祭りです。映画化されたオー・ファーザーもはやくiTuneライブラリーに載せてくれないかな・・・