12月19日 土曜日
冬の冷たい雨は忌避したいものの代名詞だったのですが、今朝は「よしよし、雨は積もらないぞ」とニンマリしてしまいました。高速道路もようやくトラブル解消の運びとなったようで負傷者が今のところ報告されていないのは何よりでした。
さて、そろそろ・・・というのは、昨日ファイザー社がワクチンの薬事承認申請へというニュースを見たからです。この手の話題でのマスコミの報道の特徴は、感染症拡大傾向の折には「一刻も早いワクチンの開発が待たれます」で締めくくられるのに、いざ承認申請へとなると「いずれにしても、安全性についての慎重な検証が待たれます」ということになる点でしょうかね。紋切り型の情報からは私たちは、それで結局どうやねん・・・?という感想しか残さないのです。今回の迅速なワクチン開発についての掘り下げた検証番組がそのうちNHKあたりから発信されることを望んでいます。アメリカではメディカルセンターの医療従事者がすでに1回目の接種を終えつつあるとのことです。以前にこのワクチンの異例なまでの開発の迅速さというのは、科学の発展と莫大な予算の投入にあるらしいと、アンソニー・ファウチ氏の談話とともに紹介しました。すくなくとも速かったことに対する一般の人たちが抱きがちな「大丈夫なの?ちょっと速過ぎて怪しくない?」っていうのはきちんとした情報発信で解消されるべきだと考えています。今のところ発表されたデータは透明性が確保されていますし、少なくとも短期的な副作用と十分な効果については評価に足りうるものだと考えています。日本でも早くて2月末から3月あたりから実際の接種となりそうです。接種の順位づけはいずれ発表されると思います。そろそろ私たちもこのワクチン製剤についての知識を高めていかなくてはなりません。接種するかどうかは自分自身の判断に任されるのですからね。パンデミックの最中に万単位での感染者が発生する状況下でこそこのレベルの迅速な効果と副作用の検証ができたようです。今週末は私も色々な資料にあたってみたいと思います。もう自分自身は接種の権利ができた時点で接種を受ける心づもりは固めていますけれど・・・。またこの場で情報発信ができればと考えています。