11月13日 水曜日→願望でした 火曜日

ときどき耳にする事・・・アメリカは日本の領土問題が解決しない事を望んでいるっていう言説。おそらく本当なんだろうなあって思います。日中あるいは日韓と同じく、まさにアメリカもステークホルダーそのものであり、どちらの側にもはっきりつく事のないスタンスが、アメリカへの求心力を高める事となりかれらの国益に叶うのである、という理論ですね。事ほど左様に領土問題というものは厄介なシロモノなんですね。何となくみんな、そんな簡単に解決なんてしっこないよね、っていうのはわかっているのだろうと思うのですが(そんなこと考えるのは非国民の私だけなのでしょうか?)、表向きはそうとは言えないのです。先占の法理っていう理論があるそうです。要するに、初めてその土地を見つけた人がその人の領土にできるって言う理屈です。で、アメリカなんかはもとを辿れば、ネイティブインディアン(こう呼ぶのを良しとしない人がいるのですが、すみません)がそこにいたのは間違いないのだけれど、彼らは国家というものを持たなかったために、その権利がないんですね。まあ原始的な法則でそれほど知性的な制度ではないなと思うわけです。思うに、そんな制度でも頼りにしなければ、戦争を除いて他に解決する方法がないのでしょうね、領土問題って。あとは大人の智恵を総動員して、いかに解決したかのようにみせる技というか知性がわれわれ一市民にも求められているような気がします・・・。

文殊

のどが痛いという症状で来られる患者さんが増えています。栄養と休息を十分にとって、みなさま健やかにお過ごしください。