6月4日 木曜日
Ryu’s Barのシリーズを懐かしくていろいろと見ていました。何とも便利な世の中ですね。もう30年も前のテレビ番組が見られるのですから・・。昨日は夜遅くに時間ができたのでコソコソと検索していたら、加藤和彦・安井かずみ夫妻の回が出てきたのです。お二人とも今はもう・・なのですけど、ほんとのセレブとはこういった人を言うのだな~。いやいや昭和の日本は良かったな(番組は平成でしたけど)。こういうこと言いだすと、もう時代遅れの人ですよね。お二人は龍さんとテニス仲間だったそうです。zuzuこと安井さんが愛されたという、東京は港区の「キャンティ」は今も営業しているそうですけど、ちょっとみてみると錚々たる名前が出てきますゾ。松任谷由実、加賀まりこ、石原裕次郎、阿部公房、伊丹十三、坂本龍一、沢田研二、岡田真澄に果てはロバートキャパまで。むかしはどんな雰囲気だったんだろう。やっぱり番組は奇妙なプレゼントで締めくくられるのですけど、何とも上品で知的な内容です、今はないよ・・こういうの。
ところで・・・アメリカの現状はどの程度日本のテレビなどのメディアで伝えられているのだろう(ほな、テレビ見ろよ・・っていわれそうですけど)。根源的なところまで辿ろうとするとかなり時間がかかることとなりますが、まとめてくれている文章を読むかぎりでも、かなり深刻な状態であることがわかります。現大統領への支持をめぐって二分された社会であったり、少し前から読み進めているDope Sickの問題(オピオイドと言われる麻薬に関する社会問題)や人種差別問題など、近代に入ってずっと世界のヘゲモニーを掌握し続けてきた大国の苦悩を見ておく必要があると思います。影の部分がクローズアップされているのですけど、一方で情報公開についてはわが国よりも100歩先を進んでいるということにも気づかされます。ポスト・コロナの時代に向けて・・と言われますが、私たち自身がもっと賢明になっていく必要があると感じます。