12月10日 日曜日

気温のアップダウンが大きく、昨日今日は五角形の小さな甲虫がノソノソしているようです。まったく油断ができません。彼らはどこからやってきて、どこでどのようにして冬を越しているのでしょうかね。ある種の生き物が大量に発生するというのは、何かしら生態系で起こっている出来事があるのかなと思ったりします。ある年は柿が豊作になったり、またある年はそうでもなかったり。まあ偶然の産物であったり、なんらかの遺伝子に組み込まれたサイクルがあるのかもしれませんが。絶滅危惧種と呼ばれる希少な生物もかなり多くいるようです。まれなものが多い・・というのは矛盾した表現になりますが、あくまでもその種が多いという意味ですね。バイオテクノロジーが進歩した現在、それらの生物の生殖幹細胞、すなわち精子や卵子のもとになる細胞なのですが、それを凍結保存しておくという技術があるようです。絶滅してしまった後に、同じ種の近い仲間の個体に移植してやると、それが生殖細胞に分化してもとの生物が生まれてくるのだそうです。全く科学技術ってとどまるところを知らないのですね。それでは12月の予想気温20度の休日を楽しむことにしましょう。