11月29日 土曜日 雨

いつもより早い時間に目覚めたためブログアップ・・目覚めたのは雨音のせいでした(眠り浅っ)。

残薬を減らそう!

患者さんにいろいろと処方するのですが、意外にそっくりそのまま残っていたり、理由を聞くと薬の紙(薬剤情報提供)に怖い事が色々書いてあったので・・・というお返事が帰ってくる事もあります。また、カルテとにらめっこするだけで前回の受診日からの逆算で機械的に◯◯日分って処方をしていても、実際には飲み忘れ等があってご自宅にたくさん残っているという場合もあるでしょう。これらのお薬は、1年に1度の(?)大掃除の際に、燃えるゴミとともに葬り去られる運命なのかもしれません。国民の大切な大切な医療費が、まさにドブに捨て去られて行くのです。そして儲かったのは・・・、という悲しい現実。こういう事にやはり医師は自覚的であらねばなりません。

先日訪問診療先で、薬剤師さんとばったり出くわしました。日頃はお電話のお声だけでしかお目に(お耳に)かからないのですが、こういう事もあるのです。なぜならば、小生も積極的に利用させて頂いている”居宅薬剤管理”というシステムがあるからです。これは介護保険でのシステムですが、健康保険でも在宅薬剤管理というのがあります(と思います)。もちろん、薬局や医院に足を運べない患者さん達にはとっても便利な有り難いシステムなのですが、実際に訪問して頂いている場面を見ていますと、患者さんが出して来られる薬剤の袋(薬袋・・やくたいっていうそうです)をすべてひっくり返して、◯◯が何錠、△△が何錠って数えては、後に情報提供を送って下さいます。そうすると我々はその情報に従って、差し引き勘定で次回のお薬が処方できるって言う寸法ですね。どうでしょう?合理的って思われませんか。もちろんそのための費用負担は発生しますが、節約される薬剤費で十分カバーされておつりが来ることが多いです。以上お金のお話でした。

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これが読みたくて、まずは初代”なんクリ”を読む事にします・・。