6月24日 金曜日

暑いです・・・。さてさて来ましたプレ金です。再度プレ金のコンセプトに立ち返ってみましょう。何事にも原点に立ち戻って考えるということは重要です。

『月末金曜は、少し早めに仕事を終えて、ちょっと豊かな週末を楽しみませんか?仕事を早めに切り上げて、普段できないことに挑戦したり、なかなか会えない友達や家族と話したり。明るい街を散歩してみたり、仲間とスポーツを楽しむのも気持ちいい。夕方からゆっくり食事を楽しむのも、ちょっと遠くの街へ2.5日旅へ出かけるのも素敵。さあ、日本中で、いろんな豊かさが、始まります。プレミアムフライデー、スタート。あなたも、ちょっと豊かな、月末金曜を。』

・・・・すばらしい。全然実行できそうにありませんけど。仰っていることはその通りなのですけど、まずはその環境整備を始めることからかなという現在のワタクシの立ち位置でございます。

そして・・本題(いつもこれがしり切れとんぼになる本サイトです)「フレボトミスト」多分おおかたの人は初めて聞かれる言葉かと思います。”めりか”では・・・お仕事が細分化されています。医療業界では特にそうですね。ERで出てくるのは、救急室から検査に回される患者さんを運ぶだけの業務に就いている人が医者と洒脱なジョークを言いながら重症の重苦しい雰囲気を和ませてくれる・・・みたいなシーンを思い浮かべますね。専門職では、看護師さんもNP(ナースプラクティショナー)と呼ばれる制度が日本でも導入されつつあります。より専門的な看護職を設定して、数年ごとの更新制の職種として高度な知識と技術を駆使して医療に貢献されています。PA(フィジシャン・アテンディング)と呼ばれる業種は、手術室などでは執刀医が来るまでの準備を(開胸とか)かなりのところまでできる資格のようです。高度に細分化・専門化された業種、その中の一つに「フレボトミスト」があります。採血したり点滴のルート確保をしたりする専門職のようです。むか〜し、ワタクシどもが研修医をしていた頃には、点滴を詰める、ルートを準備する、患者さんのお部屋に行って点滴するまでの業務を全部自分たちでやっていたことがあります。そこで点滴がうまくいかなかったりすると・・・患者-医師関係が完全に崩壊する(少し大げさ?いやいやそうでもありません)くらいの事態に発展することもあります。ふれぼとみすとさんたち・・・いてくれたらな〜昔のワタクシなら涙流して喜んでいたかもしれませんわ。かの国の異常なまでの業務細分化・・・合理性とか効率化とかを重視して、医療を一つの経済活動と雇用創出の場として捉えられているのかと思うのですが、そのコストは・・・みなさんご存知の通りです。日本は医師と看護師と薬剤師でかなりを賄っていますので、非効率だけど比較的人件費コストが安くなり、皆保険制度が成り立っているみたいな側面は否めないのかなと思います。ややざっくり議論しすぎかもしれませんのでそこは割り引いてお読みいただければと思います。どちらかが正しくて、どちらかが誤りなのではなく、それぞれの良い点と悪い点をわきまえて制度の見直しを図ればよい”だけの”お話ですな。それでは、みなさまそれぞれのプレ金をお楽しみください。