7月10日 水曜日
明けました・・の言葉が待ち遠しくもあり、来たるべき太平洋高気圧がちょっと恐ろしくもある今日この頃です。さて先日は首都決戦が行われたようです。非住民なので直接関係はないのですが、やはり一国の首都の一大選挙ですから興味の無かろうはずはありません。いろいろなことがあって「カオス」な状況のようでした。候補者の主張には二つの方向性があって、あるものや制度を創ろうとする人(繕うとする人もいるようですが・・・)、何かを壊してやるぞという訴えかけをする人。あるいは混在する主張の方も当然おられたり。一般的には何かを作ることのほうが、壊すことよりも10倍大変なことだと思います。特に大人になってそれは実感しませんか。各方面との折衝、経済的基盤の醸成、決まってからの運営などなど。政治ってそんな地道な作業の上に成り立つものでしょうから、一度に大きな改変ってなかなかできないものでしょうし、それやってしまうとちょっと危険かもと思ったりすることもあります。保守主義というのはそもそも、人間の知恵を重視しすぎることなく、それよりも長年の風雪に耐えてきた制度や主義主張に一定の敬意を払いましょうという考え方だと私は思っていますので、まさに自分は保守主義なのだなと思います(けど、一般の文脈で語られているそれとはちょっと馴染まない部分が多いです)。まあちょっと今までではありえないことも起こってしまったようですから、なんだか行くところまで行ってしまったのかな〜みたいな、冷めた気持ちも芽生えています・・・。ところで!選挙のはなしがらみで、ラジオ番組で小島慶子さんが仰っていたのですが、投票用紙に使われるあのツルツルすべすべの書き心地の良い紙ですが、「ユポ」という紙素材なのですよね。思い出しました・・・小学生の頃に漫画を描く練習で使用していたのが、ケント紙だったのですが、そのころか少し後になって「ユポ紙」というスーパークールな(当時はそういう表現ではなかったですが)紙ができましたよっていうこと。ちょっと調べてみると普通にバルク売りされているのですね。これからの院内掲示ポスターはこれで行きましょうかね。書きやすく、折り曲げて投票箱に入れても、中で自然に開いているというスーパー優れものの紙ですな。それでは・・・今日は昼からおそとの日です。皆さんも良い1日をお過ごしください。