11月8日 金曜日

朝は暖房が必要になってきました。朝トレは暗がりの中でそろそろとやっております。日の出もおそーくなりました。長い北部の冬がこれから始まります。暗闇は夜明け前が一番暗いのです、はいその通り。お供のポッドキャストは全て、これからの世界情勢についてのおはなしばかりでしたので、ちょっとそこから離れて、定期的にリリースされて私が定点観測をしている、とある読書会を聴いてみました。ラジオパーソナリティさんとかタレントさんとかがやっておられるのですが、ゲストを1人招いて後世に残したい本というテーマでトークされています。本とは別に、中で話題になっていたものの一つが「口癖」についてでした。色々な方達の口癖から始まり、世間でよく言われるようになったような言い回しや前置きのようなことについて面白くお話しされていました。そのうちの一つ、「〇〇したいと思います」とか、「〇〇だと思っていて・・・」というような、思っている話法です。確かに色々な方のインタビューとかで、よく聞くような気がします。「〇〇で大丈夫ですか?」というのもあります。スーパーの買い物のレジで、袋の必要性を問われた時に、咄嗟に「大丈夫です」って答えたり、何かが必要か?の答えにそう返答することが自分でもあるな〜と思いました。いずれのパターンも、ある種の婉曲的な表現の意味合いが込められていそうです。なんとかである、とか、必要ありませんなどと断定的に答えるのがやりにくいという心理が働いているのでしょうかね。よくわかりませんが、多様性をおもんずる、他者への配慮が大切、などというジェネラルな教えに過剰反応する深層心理なのかもしれません。異なる立場の人やものを尊重することと、自分の意見や意思表明を行うことはそれぞれ独立併存させるべきものなのでしょうが、その塩梅が面倒くさくって無難な選択肢を選んでしまうことって、自分自身にもすごく当てはまっているなと感じました。例えで話されていた、ユーチューバーの動画でよくあるやつ「これから、コンビニスイーツの〇〇を、食べてみたいと思いま〜す」っていうの、確かによく見ますね。