4月16日 火曜日 晴れ 暖かい〜
この世にはすごい人がいるなあと思う事が時々あります。最近亡くなった、ベネズエラのチャベス大統領もその一人です。幼くして共産主義、社会主義に傾倒していた彼は、その頃の夢である『将来大統領になる』ということを実現します。そして、かの有名な国連での演説です。2006年の国連総会で時の、某世界の覇権国の大統領を指して『悪魔』と呼んで、その国の外交政策を『悪魔のレシピ』と切り捨てたわけです。小生別にコミュニストでも何でもないノンポリ人間なのですが、こういう演説を聴くとただただ『すごいな・・・』って思ってしまいます。我が国の首相にできる芸当ではありません、もちろん。そして最近行われたベネズエラの元首の選挙では、やはりこの方の後継者が選出されたそうです。ベネズエラと言えば、言わずと知れた原油産出国でして、いろいろな思惑や利権の絡む組織票もあるでしょうに、この国の民はいわゆる反米急先鋒の(あ、言ってしまいました)、後継を選出したのですね。
こういうのを聞くと、一国の独立とは何かということを考えさせられます。同時に周辺国あるいは世界の国々と仲良くやって行くには・・・などなど (1:55 衝撃のthe evil came here…スペイン語がわかればもっと衝撃的なのでしょうけれど・・)