7月9日 火曜日
それほど大したことでもないけどな・・というちょっとした体の変調に気づくことありますね。背中がちょっと痛かったとか、今朝ほど一瞬みぞおちが痛んだけどすぐによくなったとか。そこから病院を受診してみよう・・になるまでには個人差があるかと思います。もう誰が考えても受診したほうが、の事例もあれば、半分の人が、それは気にしすぎ?と考える事例とか。一般的に何が正しい行動であるかというのを決めるのは困難ですので、大きなメディアほど、「〇〇です。ただし、まれに〇〇なこともありますので、できれば医療機関を受診して医師に相談されるのが良いと思われます」と締め括られがちです。そしてそれは間違ってはいないのですけど。実際にはそこから自分でネット検索をしたり、知人に話して相談してみたりという行動になるのだと思います。ネットに出てくるのが的確なこともあれば、そうでないこともあるでしょう。思いのほか心に響きやすいのが、知人からの一言でもあります。「あんたそれ癌かもしれへんで」とか、「背中曲がってるな」とか、「ちょっと痩せた?」(これは反対もあります)などがそのキラーワードとしては頻出なものでしょうか。その一言を気にして病院を訪れましたという方が結構多いものです。知人の方にしてみれば、何気なくつい口をついて出てしまう言葉なのかもしれないのですけど、意外と相手の行動変容を促すきっかけになっているのだということは、もう少し自覚されていてもいいのかなと思います。もちろん良い助言もありますし、単に不安を煽ってしまっているだけのこともあります。大げさでなく、それを言われたばっかりに一日中考え込んでしまって・・・というケースも実際に経験します。日常生活の何気ない一言が、呪いの言葉にならないように、人間関係注意してお付き合いするのが良さそうですね。さて、鬱陶しい梅雨空も後半戦(?)、暑さに負けず今日も良い1日をお送りください。