10月16日 水曜日

朝から雨です。最近アメリカの電子カルテや医療DX事情を耳にする機会がありました。あちらではすでに医師は電子カルテをスマホでログインして閲覧している状況のようです。もちろんいろいろなセキュリティのセッティングはあるのでしょうけど、自宅に居ながらにして患者さんの医療情報にアクセスして治療計画を考えるというのは一般的になっているようですね。患者さんも医師の書いたカルテへのアクセスが可能のようです。実際に働いている日本人医師の話だと、カルテの公開には初めは抵抗感があったそうですが、今ではメリットの方が大きいと感じるとおっしゃっていました。もちろん個人によって受け取り方は異なるとは思います。公開の度合いを一段下げたとして、各医療機関内での情報提供やデータ共有だけでもできるようになれば、利便性は飛躍的に高まるとは感じています。厚労省のワーキンググループの公表している資料を見ると、3文書6情報という基本的なデータの共有に向けてすでに動き始めているようですので、これは期待ですね。今は相変わらずファクスや手紙のやり取りをしているのですが、そう遠くない未来にこれらの作業が多くの部分不要になる可能性が高そうです。それに伴って、介護や看護との連携に紙媒体で行うやり取りも電子化できるたりすると良いな〜と考えています。たぶん皆さん賛同してくれるような気がしますね。