11月27日 月曜日
明日からは最高気温が10度前後の日が並ぶようです。いよいよ冬が本気出してきました。最高気温が一桁となるあたりが体感する寒さの分水嶺のような気がしています。そろそろです。温かいお風呂に入って、ホコホコしたお布団で眠るのが心地よい季節です・・・お天気関連のことも、このくらい書いておいたら十分でしょうかね。先日購入した本ですが、コロナ対策分科会を率いてこられた尾身先生の著書を読み始めました。この3年間の対策を振り返られたものです。ちょうどこれは私たちの身近な記憶とも対比できる内容ですので、自らの来し方を省みる意味でもそろそろタイミングかなと思います。まだまだこれからも感染症対策は続くのですが、一度思い起こしておかないとそのまま忘却の彼方へと葬り去られてしまいそうな気もします。せっかく100年に一度のパンデミックを経験できた(ちょっと語弊があるかもしれませんが)のですから、全て流してしまうのは勿体無いというものです。もちろん辛かった記憶しかないのですが、少しだけは「コロナを奇貨として」進歩した部分もあるのも事実でしょう。インフルエンザ感染症流行の真っ最中ではありますので、日々忙しい臨床ですし、その分それ以外の患者さんへの皺寄せも影響していることを自覚しながらおしごとしているところです。どこまで行っても自分なりに100%自信を持ってやり切れたということはないだろうな・・・と思いながら毎日過ごしています。時間と押し寄せる感染症と、ゆっくりと時間を共有しないといけない患者さんたちと、自分の身体一つでは全てを満たすことはできないのかな〜と思わされることが多いです。ま、現実はそうも言っていられないですので、やれるだけの努力をしていかねば・・・ねば。