12月7日 土曜日

信州のスキー場が先月末頃から続々とオープンしてきているようです。最近はライブカメラを設置してくれているスキー場も多いので、行くあてもないのによく眺めています。奥志賀や野沢温泉など結構積雪があり、初滑りをしてきましたというVlogもあります。そういえば北海道のニセコなどは海外から訪れる人が多くて、何なら日本人よりも多くを占めているのだとか言われて久しいようです。行ったことがないので実感できないのですが、もうすでにニセコはリトル海外だっておっしゃっている方もおられます。新潟県の妙高も大きな開発が入るのだとかいうお話を随分前に聞きましたし、白馬村もかなりのインバウンドで様変わりしているのだというお話もあるようです。村内には、長期ステイのための物件が多く建てられているのだとか。そのせいもあって地価上昇率ベストに入っている地域になっています。上昇率ナンバー1から3位までは、半導体企業誘致に沸く熊本・北海道のようですが、4位に白馬村が入っているようです。建てられるものの中に占める投資物件の比率も高く、土地価格を押し上げているのでしょうね。地元の人にとっては、村が盛り上がるのは嬉しい反面、住みにくい街になっているのが現状で本音のようでもあります。中には働いているビルが買収・再開発されるため、でていくことを余儀なくされているという経営者もあり、移動する先の家賃も高騰しており困っているそうです。賃貸マンションの家賃相場も、今や都内の物件に引けを取らない価格に設定されていることもあって、信濃大町などに移動することを考えていると仰っていました。デベロッパーの手が入って街が栄えていく一方で、昔からの住民が追い出されていくという構図って、なんとも苦々しいものがありますね。インバウンドの持つお悩みごとって、各地で無視できないものに発展しているようです。なんて考えながら、変わってしまった(?)白馬村、近々一度は訪ねてみたいものだなと思ってしまいました。