3月15日 土曜日

昨日は春の匂いのする一日でした。往診もジャケットなしでOKでしたね。夜は今月のフルムーンで、啓蟄ならではのワームムーン(虫のつき?)と呼称されるそうです。日没直後のまだ低いところに大きなまん丸お月様がおわしました。ぜんぶウチの人の情報です。さて、このところ色々とありましてなかなか大変です(意味不明)。診療も忙しくなると、後から反省すべきことが多く、落ち込み案件が複数積み重なっています。翌日には修正して心機一転頑張らねばと思っていますが、また同じ反省をすることもあります。なかなかです・・・。花粉症がピークを迎えつつあるようです。胃腸炎も今週に入って急激な増加をみています。胃腸炎の多くはウイルスが原因です。乳幼児、小さい子供さんの施設や学校で流行します。おうちで看病されている親御さんも容易に感染します。感染力が強いので、吐物の処理などかなり注意深くされているようなのですが、やはりかかってしまいます。油断も隙もありません。吐物処理だけでなく、日常生活されているのですから、ある程度仕方がないのでしょうね。保母さんたちも、受難の季節です。胃腸かぜ・・・一旦かかってしまうと、嘔吐や下痢でウイルス粒子が体内から排泄されてしまうまでは、他に治療手段はありません。罹患された場合には、うまく水分摂取をするのがメインの対策となります。発症後はしばらく様子観察です。すぐにゴクゴク飲んでも、ほぼ戻してしまうことでしょう。飲んだ以上にロスしてしまうと、逆効果ですので、水分摂取は恐る恐る・・ごく少量から開始します。初めの半日は様子見て、落ち着いてきたら、コップ1センチくらいの水分摂取をトライして、15分経過して収まっていたらもう一度・・・という感じのペースが良いでしょう。摂取するものはいつも「水分・真水やお茶だけではなく、糖分と塩分をいずれかそれに追加すること」と説明しています。糖分はエネルギーとして、塩分は水分摂取効率アップに役立ちます。OS1とかが摂れれば良いのですが、味がちょっと・・な場合にはポカリでもOKです。で、ときどきコンソメスープや具の少ないお味噌汁など。とにかく少量ずつ様子を見ながら・・が重要ですね。