4月14日 月曜日
先日は少しお暇をいただき、久しぶりに学会に参加してまいりました。今はもう離れてしまった外科の学会ですね。日本外科学会なので、外科領域の中では最も大きな学会ということになるでしょうか。学会場の雰囲気とか空気に触れることもあまりなくなってしまっているので、新鮮な感じがしました。かつては毎年数回こういうのに参加して、朝から晩まで興味のあるトピックに齧り付いて聴講したり参加したりしていたものです。全体の印象としては、なんとなく参加されている年代が若返ったように感じましたが、これは自分が相対的に歳を取ったからかもしれません(多分そう)。あと、女性の参加者が増えたのが一番感じたことかもしれません。最終日のメイン会場では、女性外科医の働き方やキャリアパスについてのシンポジウムが企画されていました。多くの登壇者の先生方が、現在の状況や、これまでのご自身の来歴についてお話しされていました。主に研修医や学生さんに向けたセッションでしたが、なかなか良い企画だと思いましたね。消化器外科の領域では、30代までの年齢層で見ると、約4分の1が女性外科医なのだとか。今後もう少しその比率は増えていくのかもしれません。全体的に外科医の数が減少していることが、将来の不安要素だとされていますが、一方で今までと異なる変化の兆しも見えているようではあります。労働環境をフレキシブルに改善していくことが今後望まれるかと思いますね。さて、それでは新しい1週間が始まります、みなさん良い一日をお過ごしください!