1月2日 木曜日

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくおねがいいたします。

去年ははじめに能登の地震があり、その後航空機事故が発生するという不穏な幕開けでした。医療の世界もいろいろな出来事がありました。今年は・・・戦後80年、昭和100年にあたるのだそうです。他にも色々と節目となる年のようですね。医療の世界でいうとそれはAIという話題になるのかと思います。人工的知能は診断の場面や、事務作業の分野にはすでにかなり侵食してきていると思います。やや牧歌的にそう考えてきたのですが、驚いたのは兵器の世界にも導入されてきているということでした。AIが敵とみなす相手に兵器が牙を剥くという仕様がすでに実装されているとの報道には本当に驚きました。ある一定確率で、その対象に誤りが生じるということが認識されているのですが、そこは単なる数字上の確率の問題として処理されています。AIを搭載した無人機が住民の中に潜んでいる戦闘員と思われる人物を特定して攻撃する、その人物が実際に戦闘員である確率はほぼ90%、ということは10%の割合で、無垢の民が犠牲になるということですね。AIの攻撃目標が示された後に、それを承認するまでの時間が約20秒だそうです。データベースに付けられた名前は「ラベンダー」だそうです。悪魔はいつも天使の顔をしてやってくる・・のでしたっけ。そのうちAI兵器を開発する企業を組み込んだ投資信託なんかも出てくるのでしょうか。年始にふさわしくない投稿になってしまいました。気を取り直して、今年も自分のできることを淡々と行ういつも通りの一年としたいと考えています。頑張るぞ。皆さんにとっても今年が良い一年となりますように・・・。