9月10日 木曜日
新型コロナの影響で最近は会議とか学会が軒並みオンラインで開かれるようになっています。開業医にとっては、学会のために休診をして出かけて参加するという形態が取りにくいので、オンライン開催はむしろ大歓迎です。会期終了後のオンデマンド配信だって非常に便利です。いっそのことこれが定着してくれないかなとさえ思います。会議もそうですね。診療の合間に車を飛ばして参加して、またギリギリになって戻ってきて・・みたいなことがなくなれば何と素晴らしいのでしょうか。学会とか薬品のお披露目会などがオンラインになると、打撃を被るのは会場施設ということになるので、コロナが収束してもこのシステムが定着するとは思えないですけどね。9月末には京都府医師会の主催する学会が開かれるようです。個別の演題発表も見てみようと思いますが、メインシンポジウムのゲノム医療と遺伝医療のセッションがとても楽しみです。医療倫理を含めたお勉強をしようと思っています。
ワクチン開発の臨床試験に副反応で一時中断というニュースが流れています。政治家が非常に前のめりになって支援していくのはわかるのですが、やはり新しい薬剤の開発は公正中立で圧力のない状況下でなされることが大切ですね。日本でもあれだけ慎重だったワクチン行政なのに、コロナになると一斉に推進論一辺倒なのは、何となく「君らな〜・・・」と思ってしまうのでした。