12月4日 月 晴れ
・・・春遠からじ この季節、よく頭に浮かぶこの言葉の出典・・・知らなかったのですが、イギリスの詩人シェリーの詩だそうです。
If Winter comes, can Spring be far behind?
そしてその日本語への名訳者は上田敏だそうな。(同志社女子大学教員コラム 吉海先生より)
なるほど・・・。
ところで、最近目にした講演会のタイトルですが・・認知症をあきらめない・・っていうもの。内容はとっても素晴らしいものだと思いますし、ぜひ聴きに行きたいと思ったのですが、ちょっとそのタイトルには違和感を感じました。何かをあきらめない・・と言われると、頑張ってそれを克服しよう、病気ならそれを治してやろうというふうに考えるのが通常の心理ではないでしょうか。残念ながら認知症は治る病気ではありません、治すということに重心をおいては、本人と本人をとりまくみなさんの生活状況が破綻するでありましょう。一言でいうことで理解を得るのは困難なのですが、認知症と付き合うための環境を整えるということに、もっと意識を据えて欲しいと思います。認知症といってもいろいろなステージがありますし、感情も保たれていれば、場合によっては十分に一人で日常生活を送ることも可能です。うまく付き合っていく環境を整える・・誤解を恐れずに言えば、”うまく諦めること”が、重要なのにな・・って思うことしばしばあります。
こう書いてみるのですが、まああまり表現もうまくありませんね。忘れてください・・・
週末にとある会合でお話をしてきました。アップしてみよ