6月15日 金曜日 くもりときどき晴れ
知り合いの耳鼻咽喉科医長がついに念願かなって南極越冬隊に参加する事が決まったとの事である。30代半ば?の彼はここ数年隊員募集に応募し続けていたらしく、とうとう今年の秋からの越冬隊員として内定したそうだ。南極と言えばタロとジロくらいしか思い浮かばないのであるが、聞くと一旦赴任したら予定の日まで帰ってくる事はできないらしい(させないのではなく不可能だそうだ)。気温が低すぎて燃料が気化しないためエンジンをかける事ができないらしい。そんな環境での隊員の健康管理を担われるとの事、非常に重要な任務である事は言うまでもない。縁起でもないが、致死的疾患に罹った隊員が出ると、何が何でも現地で対処しきるしか無いという事なのだろう・・まさに命がけの任務であると再認識。人それぞれの生き方があるものだなあとしばし考え込んでしまった。H先生!必ずやそれに値する貴重な経験の連続で、有意義な1年半を過ごされる事と思います。ぜひお体には気をつけて、帰って来られたらまたお手柄話を聞かせて下さいね。病院勤務の頃、官舎の庭で耕しておられた「は◯が◯農園」は永遠に引き継がれて行く事と思います。またお会いするのを楽しみにしています!