1月27日 水曜日

私は知っている 君たちがこの一年間、先生とも会えず、友達とも会えず、里にも帰れずに過ごしていることを

昨年の3月に入学試験に合格してこの世の春を謳歌しながら、新たな世界に飛び込むはずであった新しい生活が一転して、孤独と先の見えない暗いトンネルに迷い込んだような生活に変わってしまったのだ。ズームだとかオンライン授業だとか・・・あたらしいものはもてはやされているが、すでによく知っている人どうしならばそれも良いだろう。しかしよく考えてみよう。全く見も知らないひとが初めて会う場がオンラインだったとしたらどうなるだろう。その人がどういう人物なのか?友達として気が合うのか?仲良しになれるのかどうか?画面とマイクだけで人間関係が構築できるはずがないではないか。親からの仕送りだけでは生活も窮屈だということで始めたアルバイトも時短営業のあおりで雇い止めになってしまった。ちょっと想像してみよう・・・朝起きて、着替える必要もなくパソコンの画面に向かって授業という名のバーチャルな空間に時間を過ごし、終わったら画面は真っ黒けになってまた殺風景な部屋に一人ぼっちになるのだ。課外授業もクラブ活動も、呑み会もコンパもない、キャンパスライフという美名のもとの孤独な一人暮らし。テレビをつけると、若者が感染を拡げている・・・若者は特に自粛をして・・・すでに自粛どころか一人ぼっちの生活やんけと思っている方は多くいるのではないだろうか。一方でそんなことを声高に発信している政治家たちはしごとと称して会食を悪びれずに行っているのだろうか・・・・

私は知ってるよ、学生さんたちが孤独に耐えながら必死に頑張っていること。だいじょうぶ!神様はちゃんとみんなのこと見てくれているものだよ(^^)