6月25日 火曜日 曇り

今日も曇り・雨マークのようです。大都市東京の知事選挙の投票日を控えていろいろなニュースを目にします。候補者の方々の主張には必ず「子育て」「若者支援」のキーワードが盛り込まれています。あとは人口減少社会に向けた政策などでしょうか。都道府県別人口をちょっと見て見ますと・・・やはり首都東京が一位で1400万人を超えています。あとの順位がどうなっているのか、想像できるでしょうか。二番目につけているのが大阪かと思いきや、神奈川県が僅差で大阪を制しています。三位の大阪に続くのは、愛知・埼玉・千葉・兵庫・福岡・北海道・・・となっています。京都はといいますと、十三番目になっていました。一方で人口の少ない自治体は高知・島根・鳥取(最小)となっていました。最多と最小の差は1400万と53万ですので、20倍以上の差がついていることになります。人口密度はどうなっているのか。やはり一番大きいのは東京で、6400です。最小の北海道は64と100倍の差があります。1平方キロメートルに6400人が詰め込まれているという首都と、64人しかいない北海道ということになるのですが、そのぶん広い土地を享受できるという恩恵を感じることができるのかそうでもないのか、自治体の手腕が問われるところでもありますね。ちなみに日本の開国、明治維新の空気冷めやらぬ1880年頃の人口構成はどうなっていたのか?何と、石川・新潟・愛媛のトップスリーだったようですね。米作りが主力で、港町がいくつもあって日本海側がかなり栄えていたのかと思われます。さてさて・・・次の100年どうなって行くのでしょうか。大都市への一極集中は続くのでしょうけれど、それがどこかで解消されていくのか、はたまた地方はそのまま消滅していくのか?一般論としては、後者が有力な説なのでしょうけれど、私はまだまだわからないかもな〜と思っています。人間の行動ってそれほど理論的で単純ではないのでね。