2月17日 月曜日
奥さんに勧められてただいま読んでいます。”書けるひとになる!”ナタリーゴールドバーグ著 魂の文章術っていう本の復刻版のようですけど、文章術という言葉から想像するような作文の技巧についての書物ではなくって、書くための心がけ、あるいは魂について書かれたものなのです。読みながら思い出したのは、昔は作文書くのがとても嫌だったな〜っていうことです。なんでそんなに嫌だったのかは、だいたいわかっているのですけどあえてここでは申しません。誰かに評価されるから、とか読まれることを意識するから嫌なのかなって考えていたこともあるのですけど、これだけ当ブログが長続き(当社比)していることから、それは理由ではないことは自明なのです。ま、そんなことはさておき、この本読んでみると書くことがどんなに人にとって楽しく意味のあることなのかっていうことが実感できます。エッセイ集みたいな作りなのでとっつきやすいです。個人的にはニューメキシコ州アルバカーキとか、ミネソタ州オワトンナとかっていう地名が出てくるのでそこもツボでした。「思うように筆がすすまず、何もリアルに感じられないような状態になったら?とりあえず食べ物について書いてみよう」ってことだそうです。好きな食べ物、嫌いなもの、思い出の食べ物・・・確かに誰もみな、何がしかの食べ物にまつわる思い出ってあるような気がします。みなさんどうですか?食べ物にまつわること、聞かれたら2つや3つすぐに思い出しませんか?